ある少女は皆に好かれているそうで【ナカノヒトゲノム】

番外編 ページ43

一方男組



アンヤ「ったく。なにが女子風呂だよ。んなもん興

味ねーし。なあ。」



パカを追い出したあと、4人は湯船に浸かった。



「「「………」」」



アカツキ「すみません。俺ちょっとあります。」



カイコク「俺もー」



ザクロ「………………」



アンヤ「つかテメーはいい加減マスク取れや暑っ苦

しい。」



アンヤはザクロに向かってお湯をかけた。



ザクロ「やめろ、ガキが。」



アンヤ「あ！？タオルもろもろ湯船につけるのは

マナー違反だろが。」



ザクロ「湯船にはつけていない！」



カイコク「おーい風呂で遊ぶのやめねェか。」



アンヤ「遊んでねーよ！」



その時、



ユズ「怖がりだにゃ〜カリリンは。」



何故かユズの声が聞こえてきた。



ユズ「ほら。」



「「「「！？」」」」



急いで4人は岩の影に隠れる。



ユズ「誰もいないだろ。このタワーにはボクらしか

いないんだから。」



カリン「で…でもさっき確かに声が…」



『カリンさん、大丈夫ですよ。誰もいません。』



カリン「う…うん……そうね。」



ユズ「…あ〜また幽霊かもしれないにゃ〜」



カリン「ちょっ…やめてください。」



『ゆ、幽霊なわけないじゃ…ちょ、変な触り方ばっ

かしないで…や、んっ。』



カリン「やめんかい。」ゴゴゴゴ



「「「「ひいいいいい」」」」



アカツキ(ユズ先輩ィィ)

「な、なんで…？」



カイコク「混浴なんじゃねェか。」



アカツキ「いやいや…殺されます。俺たちはこれか

ら殺されます。」

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