第三十七話…引き分け ページ39
──いやぁ、まさか引き分けとはね〜
──でも能力は覚醒した。文句はないわよね？
──それにしても格好良かったなあ、『爽快系ドローイング』
──そういえばあの鉛筆、どなたのなんでしょうか…？
目を開く。
どうやら寝転がっているらしく、天井が真正面に見える。
先ほどまで聞いていた声は、代表の方たちの声のような気がした。体を起こしてみると、そこには見慣れた金色の髪。
「あぁ、起きたか。ごくろーさん」
九頭竜さんだ。
「ご苦労様〜!!かっこよかったよAちゃん!!」
「エルナもAちゃんも可愛かったなぁ。永久保存版だね！」
ひみ先輩とシグレさんが声を掛けてくる。
『え、あの……勝負は……』
「引き分け。同時にクリスタルが砕けた」
九頭竜さんの返答。引き分け…そんなものあるのかと不思議だが、確かに端末には勝った場合のポイントの半分が付与されているので、引き分けだったようだ。
「終わった瞬間にAさんが倒れてしまいまして……。
九頭竜先輩がおぶってここまで」
倒れた……だと……。
確かにふっと記憶が途切れているが、ぶっ倒れたとは悲しくなる。
「そういえばあの鉛筆、誰のものなのかしら…？」
『鉛筆』。私があの部屋で見つけた武器のことだろう。
「あぁ、アレか？多分──俺のだよ。」
……ん？
第三十八話…ひみ先輩今なんて言いました？→←第三十六話…爽快系ドローイング
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紅夜(プロフ) - 面白かったです！！更新頑張って下さい！ (2014年1月18日 15時) (
レス) id: 73057630a6 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 面白いです！(。･∀･)ﾉ゛続きが気になります♪ (2013年10月20日 21時) (レス) id: 1a6ecb40f1 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 清ちゃん本家の小説見たことないけど面白いよ！ (2013年9月8日 20時) (レス) id: 3a5b04ea45 (このIDを非表示/違反報告)
清月@京摩は俺の嫁(プロフ) - ふるーつたるとさん» 私も書きながらそう思っていましたｗｗ←え (2013年8月24日 9時) (レス) id: d85f7e8846 (このIDを非表示/違反報告)
ふるーつたると(プロフ) - きっ消えろだとぅ！だが断る！ｗｗ (2013年8月22日 15時) (レス) id: 8ee3ccd211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：清月 | 作成日時：2013年7月27日 19時
