第三十九話…二人きり ページ41
「まぁそういうことだ。大事にしろよ、鉛筆」
『は、はい……』
私の今の顔は今世紀最大級に赤いだろう。
「逃げってばっかで面白かったなぁ、最初の方」
けらけらと先輩は笑う。ふだんあまりしゃべらないからか、その声がとても貴重なものに聞こえる。
『何をしていいかわからなかったので……とりあえず逃げてまして……へへ』
「足遅いのに?」
『……すいません…………』
この人に毒舌属性があるなんて聞いてない。思わず謝ってしまったじゃないか。
「──まぁ」
そういって私の頭に手をのせ、ぽんぽんと撫でるように優しく叩く九頭竜さん。
「Aは良くやったよ。お疲れ様」
ふわり、と微笑む。
心臓がとくり、と跳ねた。
──────────
新人戦編終了です、長々とお付き合いありがとうございます……。
6000hitありがとうございます……!!
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紅夜(プロフ) - 面白かったです!!更新頑張って下さい! (2014年1月18日 15時) (レス) id: 73057630a6 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 面白いです!(。・∀・)ノ゛続きが気になります♪ (2013年10月20日 21時) (レス) id: 1a6ecb40f1 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 清ちゃん本家の小説見たことないけど面白いよ! (2013年9月8日 20時) (レス) id: 3a5b04ea45 (このIDを非表示/違反報告)
清月@京摩は俺の嫁(プロフ) - ふるーつたるとさん» 私も書きながらそう思っていましたww←え (2013年8月24日 9時) (レス) id: d85f7e8846 (このIDを非表示/違反報告)
ふるーつたると(プロフ) - きっ消えろだとぅ!だが断る!ww (2013年8月22日 15時) (レス) id: 8ee3ccd211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:清月 | 作成日時:2013年7月27日 19時