第12話 ページ14
Aside
ハグリッドもなんとかトロッコに納まり、発車すると、クネクネ曲がる迷路をトロッコはビュンビュン走った。
私とハリーは道を覚えようとしたが、左、右、右、右、三叉路を直進、右、左、いや、到底無理だ。
私とハリーは顔を見合わせて苦笑いをした。
グリップフックが舵取りをしていないのに、トロッコは行き先を知っているかのように勝手にビュンビュン走っていく。
地下湖のそばを通ると、鍾乳石と石筍が天井と床からせり出していた。
ﾊﾘ「僕、いつもわからなくなるんだけど、鍾乳石と石筍って、どう違うの？」
ﾊｸﾞ「3文字と2文字の違いだろ。頼む、今はなんにも聞いてくれるな。吐きそうだ。」
確かにハグリッドは真っ青だ。
小さな扉の前でトロッコはやっと止まり、ハグリッドは降りたが、膝の震えの止まるまで通路の壁にもたれかかっていた。
グリップフックが右側と左側、2つの扉の鍵を開けた。
緑色の煙がモクモクと吹き出してきた。
それが消えたとき、私たちはあっと息を飲んだ。
中には金貨の山、また山。
高く積まれた銀貨の山、そして小さなクヌート銅貨までザックザクだ。
ﾊｸﾞ「みーんなお前さんらのだ。」
ハグリッドはそう言って微笑んだ。
私とハリーは同じくらい積まれている山を見て、まだ信じられないでいた。
ハグリッドは、私とハリーがバッグにお金を詰め込むのを手伝った。
ﾊｸﾞ「金貨はガリオンだ、銀貨がシックルで、17シックルが1ガリオン、1シックルは29クヌートだ。簡単だろうが。よーし、これで、2、3学期分は大丈夫だろう。残りはここにちゃーんとしまっといてやるからな。」
ハグリッドはグリップフックの方に向き直った。
ﾊｸﾞ「次は713番金庫を頼む」
真っ青なハグリッドを見るのは胸が痛むので、
貴『もう少しゆっくり行けないの？』
と聞くと、グリップフックは「速度は一定となっております」と言った。
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sky doll(プロフ) - Rさん» ご迷惑おかけしますが、その分全力でやらせて頂きます！ (2019年11月23日 8時) (
レス) id: 15b0779eb8 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - わかりました！ (2019年11月23日 8時) (レス) id: f789f1d976 (このIDを非表示/違反報告)
sky doll(プロフ) - Rさん» 続き書いてあったんですけど消えてしまって.........。もし宜しければ続編の方へ先に行っていただければ光栄です。もちろん話は飛びますが.........。本当にすみません！ (2019年11月9日 19時) (レス) id: 15b0779eb8 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 続きが楽しみです！ (2019年11月9日 8時) (レス) id: f789f1d976 (このIDを非表示/違反報告)
sky doll(プロフ) - 厨二腐女子さん» 大丈夫ですよ！笑 私もあの曲大好きですし！ (2019年10月23日 7時) (レス) id: 15b0779eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sky doll | 作成日時：2019年10月6日 12時
