素手でぐにゃあ ページ20
「まさか走って現場まで向かうとは」
「他にどうすんだよ」
Ｚ市にある家を出発してから早4時間。
先生とジェノスくんが走って行くというのでわたしは2人のすぐ近くで飛びながら移動している。
「てっきり先生ならAのように空も飛べるのかと」
「俺は飛べねーよ」
先生がこちらを見てそう答えた。わたしは別に気にしてないけど先生はわたしの能力とか気にしてくれてるのかな…？
「いつもよく徒歩で間に合っていますね。さすがはヒーローです」
「いや大体いつも間に合ってないけど」
まあ確かに大体いつも町は破壊されちゃってるけど…
でも怪人を倒せてるんだから全然オッケーだよねっ？
「着きました。ゴリラの言っていたポイントです」
「ここが進化の家…！」
「でっかいですねぇ…。あれ？ジェノスくんどうし」
ドンっ！！！グッポオオオオン！！！！
目的地に着いたと思ったらジェノスくんがいきなり建物を破壊した…
「うっそ…」
「いや…。いきなり何してんのお前」
これにはさすがに先生もびっくりしたみたいでちょっと引いてる(わたしもなかなか引いてる)。
「はい？これが一番効率よく一網打尽にできると判断したのですが」
「いやそうだけどさあ…相手も色々準備してただろうに…えげつないなお前」
…、ふと向こうに見える山を見るとなんとえぐれていた…ジェノスくんを怒らせないように気を付けよう…多分わたし殺される…
「ん？地下へのフタっぽいな」
崩壊してしまった建物の瓦礫の上を歩いていると先生が何やら鉄製の扉を見つけた。
「でもこれ鉄製ですよ先せ」
「ん？」
「あ、なんでもないです…」
わたしが言い終わらないうちに先生はその鉄製の扉をぐにゃっと曲げてこじ開けていた。
先生鉄製の扉素手って…まじですか…
「よっし！行ってみようぜ〜！」
意気揚々と地下の扉をくぐる先生にわたしとジェノスくんが続く。
＊。
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黒子 - 続き作るの頑張ってください（＾ν＾）無理はなさらずに（＾_＾） (2021年12月26日 0時) (
レス) @page26 id: 8be73a6839 (このIDを非表示/違反報告)
殺凛@狐帝(プロフ) - いすずさん» だいじょうぶですううう!がんばれです!!!!! (2015年12月12日 14時) (レス) id: 454d5730f8 (このIDを非表示/違反報告)
いすず(プロフ) - 殺凛@狐帝さん» 返信遅くなってしまい申し訳ないです(´･_･`)コメント有難うございますっ！コメント面白くて笑っちゃいました（笑）これからも頑張って更新していきますのでよろしくお願いします*\(^o^)/* (2015年12月12日 6時) (レス) id: 9ce920e4d5 (このIDを非表示/違反報告)
殺凛@狐帝(プロフ) - はあああああああああんん!!!!!先生に抱きしめられてるううううううううう続ききになるうううううううううううう頑張ってくださいいいいいい!!!! (2015年12月6日 21時) (レス) id: 454d5730f8 (このIDを非表示/違反報告)
いすず(プロフ) - ラブレモンさん» ラブレモン様。コメントありがとうございますっ！とても励みになります(*^◯^*) (2015年11月23日 20時) (レス) id: 9ce920e4d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いすず | 作成日時：2015年11月9日 18時
