EVER BLUE -Beginning story- (ページ39)

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お昼休み

今日は3人でご飯が食べられる

　

　

志「なんか久しぶりだね」

飛「志乃最近忙しそうだったしね」

志「当分は昼休みの集まりはないから平気だよ」
　

　

飛鳥もお昼になれば普通になっていた

まあ…内心は全く普通じゃないんだろうけど

　

　

　

飛「あ、そうだA」

「んー？」

飛「結局するの？告白」

　

　

水筒を取ろうとした手がぴたりと止まった
　

お兄ちゃんのことで忘れてると思ったのに…

　

　

志「え、なに？告白？」

飛「北村、全くの鈍感だからいっそ告白して意識させろって言ったのよ」

「だからまだ早いってばぁ…」

志「そうだよ…さすがにまだ早いんじゃない？」

飛「でもモタモタしてたら誰かに取られちゃうかもしれな…」

　

　

飛鳥が言い終わる前

志乃ちゃんがペットボトルを床に落とした

　

　

志「あ…ごめんごめん」

　

　

志乃ちゃんは、少し動揺していた

それは、急な話でびっくりしているのかなって思ってたけど

　

…もっとちゃんと、志乃ちゃんのことを考えていれば

後からつらい思い、しなくて済んだのかな。

　

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