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*
祐「みんなー！」
終わった祐基が私たちの姿を見つけると
にこにこ笑いながら走ってくる
飛「おつかれ」
祐「見てくれたっ？」
海「かっこよかったよ、特にセンターだった曲」
祐「へへ…ねえどうだったっ？」
私の方に身体を向けて聞いてきた祐基
「かっこよかった」
祐「だろ〜！はあ〜楽しかった〜！お腹すいたー！」
お腹を抑えながらそういう祐基
みんなはそれを見て笑っているが
私だけ、
北村くんを見てしまっていた
祐「食販ってまだやってるよね？俺やきそば食べたい！」
海「しょうがないから奢ってやってもいいよ」
祐「えっまじ？」
体育館を出て模擬店を見ていると、
小笠原くんが財布をポケットから取り出した
祐「じゃあ買いに行こ！海はやく！」
海「はいはい、」
飛「あ、私タピオカ飲みたい」
志「私も。Aと匠海は？」
「ああ、私はいいや」
匠「俺も」
海「じゃあ二人はここで待ってて」
見事に分かれてしまった
いやだって本当にお腹すいてないし…
匠「大丈夫？」
「え？」
匠「なんか、ボーっとしてる」
「そんなことないよ」
匠「そう？」
しかし店多いな〜と周りを見渡す彼の横顔が
それはもう綺麗で
もしかしたらフィルターがかかってるだけなの？なんて自分に聞いてみたけどそんなことない
綺麗だ、この人は。
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作者名：まぐろ | 作成日時：2018年6月10日 14時
