表参道高校合唱部!【彼と彼女の関係は】

８話 山の中 ページ10

先生達とも合流して、やっとこついたところは、山。
下にある街が米粒サイズ。

でも、

『空気美味しい。』

ミーンミーン。
蝉が鳴く中ある建物についた。
古そうな建物だけどとても懐かしさを感じる。

「ここだ、ここ。」

有明先生がいうここ、とはやはりこの建物だった。

「すげぇ！」

「管理人さんが来てくれてるはずなんだけどなぁ」

そう言って皆がキョロキョロと周りを見る。
完全に私たちと有明先生のキョロキョロは意味が違うのだけど。

「やーっと来たわねぇ」

その声に振り向くとそこには

「え！？校長先生いらしてたんですか！？」

校長先生がいた。
瀬山先生が裏声。

「え、？あ、管理人って校長！？」

「えぇ！？」

皆驚く。
もちろん私も例外ではない。

「あ、持ちます、持ちます…」

「あぁ、ありがとう」

有明先生が校長先生の持っていた荷物を持つ。

「あぁ、じゃお前ら中入ったらすぐ練習始めるから荷物置いたら出てこいな？」

「はい！」

びっくりしたけど、これからが楽しみ！！

「校長先生が管理人なんてびっくりしたな」

快人くんが私の頭に手を置いく。

『ねー。でも知ってる人でよかった。』

「だな。よし、行くか。」

笑って歩き出した快人くんの後を追いかけた。



･*:.｡. .｡.:*･♡･*:.｡. .｡.:*･♡
順位がつきました！
嬉しい！
ありがとうございます！
初日でこんなにもたくさんの方に見て頂いて嬉しいです。

９話 練習→←７話 当日

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す