18話 朝 ページ20
朝。
明るい日差しで目が覚めた。
今度はちゃんと朝だった。
皆を起こして着替える。
朝ごはんを食べに向かうのは昨日と同じ部屋。
そこには既に男子たちがいた。
『おはよー』
「お、Aおはよ」
挨拶を返してくれたのは快人くんだった。
相葉くんの隣に美子が座る。
私は快人くんの斜め前、宮崎くんの隣に座った。
相葉くんが美子の匂いを嗅いでる。
変な人だよ、それ。
「神崎、よく寝れた?」
『寝れたよ〜、宮崎くんは?』
「寝れたよ」
宮崎くんとの会話を楽しんでいると、扇風機が倒れた。
『きゃっ』
「うわー!」
私たちが騒いでいると、校長先生が何かを拾った。
それは手紙のようだった。
皆でのぞき込む。
そこには、
心の瞳で
君を見つめれば
愛すること それが
どんな事だか
わかりかけてきた
それは、心の瞳。
校長先生の思い出の歌。
太陽が真上に上がる。
私たちは走っていた。
「いーちにー!いちにー!」
『がっしょー!』
有明先生の掛け声に合わせて足を動かす。
真琴と2人、先頭を走る。
そのままスピードを落とすことなく、校長先生の別荘へと走った。
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天空(プロフ) - アミーイさん» ありがとうございます!頑張ります! (2015年9月9日 12時) (レス) id: b7aadead77 (このIDを非表示/違反報告)
アミーイ - どんどん書いてください。私、楽しみにしています (2015年9月8日 21時) (レス) id: f377129df1 (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - そらさん» これかバンバン更新していきます! (2015年9月7日 17時) (レス) id: b7aadead77 (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - るんさん» たくさんコメントありがとうございます!頑張ります! (2015年9月7日 17時) (レス) id: b7aadead77 (このIDを非表示/違反報告)
天空(プロフ) - ニコさん» 頑張ります!応援お願いします! (2015年9月7日 17時) (レス) id: b7aadead77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天空 | 作成日時:2015年9月5日 18時