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外は真っ暗で、月の光で海が光っていた。
先輩「お前早いって笑」
先輩「帰るぞ」
帰り道、車の中は静かだった。
聞こえるのはジャズと車の音だけ。
先輩「着いたよ」
いつの間にか着いた我が家。
あ「…ありがとうございました」
お礼を言い、車から出ようとした…
先輩「待って！」
腕を掴まれ、車に引き戻される。
先輩「さっきのって…」
！！！
あ「忘れてください！///」
先輩「…Aごめんな。Aの気持ちに答えてやれなくて…」
あ「ううん…」
北村さん気付いてたんだ、私の気持ち。
先輩「…もっと早く出逢いたかったな」
あ「…えっ⁉︎」
先輩「もう良い子は寝る時間。帰りな」
聞こえるか聞こえないかの言葉は私の中に入ってきた。
あ「北村さん…！えっと…おやすみなさい」
先輩「おやすみ」
最後は笑って車を後にした。
消える車のライトをずっと見つめていた。
ずっと…。
・
・
最後の日。
あ「今までお世話になりました。ここで働くことができて楽しかったです。ありがとうございました」
周囲から拍手が沸き起こる。
この温かい職場がこれからの私の職場になりますように…。
その日の帰り道。
先輩「A！」
あ「北村さん。ありがとうございました」
あ、私素直に笑えてる。
心の底から笑ってるかはわからない。
けど、笑えるようになった。
先輩「おつかれ」
チュッ…
髪に触れた北村さんの温もり。
あ「///」
温もりを感じた髪を押さえる。
先輩「最初で最後の秘密な笑」
あ「はい…///」
・
・
・
雅「へー…そんなことあったんだ」
和「その後は？会社潰れたんでしょ？」
翔「そんなストレートに言わなくても…笑」
そうだ、その後程なくして会社は潰れた。
北村さんはその後、他の会社に移ったって聞いた。
素敵な奥さんと子どもと一緒に…。
だから、あの夏以来会ってはない。
潤「今でも会いたい？」
あ「ん？…それはどうだろ笑。私の中では終わったことだから笑」
それはちょっと違う。
終わったはずの恋だけど、1番心に残ってる恋。
智「今は俺らがいるから寂しくないもんねー」
あ「そうだね笑」
智「あれ？やけに素直ー！！」
北村さん、元気にしてますか？
私は元気です。
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あらしっく(。・ω・。)ゞ(プロフ) - 更新お疲れ様です！この作品の大ファンです！私は緑坦なのでblack相葉ちゃんにキュンキュンしてます(///∇///)相葉ちゃん推しですwwこれからも更新頑張ってください！ (2015年8月8日 9時) (
レス) id: 40abdf7a77 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - 元気そうで、ホッとしました！次回の更新も楽しみにしてますね！ (2015年8月8日 7時) (レス) id: 9bed347a41 (このIDを非表示/違反報告)
潤(プロフ) - あやかさん» コメントありがとうございます！心配させてしまって本当にごめんなさい！少しでも更新できるようにしていきます。これからも読んで頂けると嬉しいです♪ (2015年8月8日 0時) (レス) id: 7a5113c4a3 (このIDを非表示/違反報告)
あやか - 最近更新なされてませんけど大丈夫ですか？また必ず戻ってきてくださいね！大好きな作品なので！ (2015年8月7日 14時) (レス) id: 9bed347a41 (このIDを非表示/違反報告)
潤(プロフ) - ☆∞りゅーかず∞☆さん» コメントありがとうございます！面白いって言って頂けると本当嬉しいです！ノロマ更新で本当に申し訳ない限りですが、これからもどうぞよろしくお願いします！ (2015年8月4日 2時) (レス) id: 7a5113c4a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：潤 | 作成日時：2015年3月27日 15時
