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レストランの席は三々に分かれる。
凛、宗介、愛くん、そしてその前に江ちゃん、私、モモくんの順。
モモくんの隣に私が座ることは凛に指定された。
お兄ちゃんガードが固すぎて江ちゃんに彼氏ができる未来が見えない。
「常盤さん、」
「Aでいいよ」
「それなら僕も愛でいいです、Aさん！」
「はぅっ」
しまった、つい気持ちが前に出てしまった。昇天しかけた。
宗介の方をチラッと見るとジト目でこちらを伺っている。
長い付き合いで事情を知っている凛は困ったように笑っていた。助けろよ。
「Aさんはどこで凛先輩たちと知り合ったんですか？」
「あぁ私と宗介の母親同士が幼馴染で、小学生の頃夏休み中はよく遊びに来てたの。ちなみに普段は東京に住んでます」
「その時の宗介の紹介で俺と江もAのことを知ってるってわけだ」
「東京！あ、じゃあ常盤さんも水泳をやっているんですか？」
水泳、と聞いた瞬間その場の空気が変わった。
「あぁ、こいつは速ぇぞ」
「チャームポイントは腓腹筋と腹直筋！」
「松岡兄妹！？」
「じゃあじゃあ！専門はなんだったんスか？！」
「…長距離のバックとフリーだったよ」
「だった？」
「こいつはもう競泳をやめてんだ」
「「えーー？！」」
江ちゃん含めた後輩組が凛の言葉に叫んだ。
「勝負してもらおうと思ったのにー！」
もちろんハンデ付きの勝負だろうけどそりゃもう無理な話だ。
後2年早かったらやってたかもしれないけど。
「…こいつは柔かいからバサロとキックがしなやかだ。後フォームもいいからパワーはなくても推進力がある」
そこまで沈黙を守っていた宗介が口を開いた。
「だから勝負は無理でも見せて貰えばいい。練習なら付き合ってくれるはずだ」
宗介が言うとモモくんと愛くんが一斉にいつ見てくれますかと聞いてきた。
提案した張本人は攻められてるとこを高みの見物をしながらニヤニヤしてる。
こいつ、私が年下に弱いってわかってて。あぁ、お気遣いありがとう！
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置物娘OLDCODEXにハマりかけ(プロフ) - いえ、とても面白かったです！ (2018年12月22日 11時) (
レス) id: 07cbb82d44 (このIDを非表示/違反報告)
翠蒼(プロフ) - お久しぶりです！グダグダになるかもしれませんが最後までお付き合いください！ (2018年12月22日 2時) (レス) id: 8de9e0189a (このIDを非表示/違反報告)
置物娘OLDCODEXにハマりかけ(プロフ) - お久しぶりです。小説面白かったです！主人公ちゃんが今後、宗介とどう歩むのか気になります (2018年12月21日 16時) (レス) id: 07cbb82d44 (このIDを非表示/違反報告)
翠蒼(プロフ) - Miyuckyさん» こちらこそ初めまして！応援ありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉ更新に波はありますが、最後まで頑張ります！これからもよろしくお願いいたします！！ (2018年8月3日 7時) (レス) id: d7b61196d7 (このIDを非表示/違反報告)
Miyucky(プロフ) - 初めまして！いつも陰ながら応援させて頂いてます！本当毎日読むのが楽しみで、(あ、今日話数多い！)とか、(あ、今日は更新ない...)と、1人で画面に一喜一憂しています。(笑)楽しみにしてるので、これからも頑張ってください！！ (2018年8月3日 0時) (レス) id: 2a420235d5 (このIDを非表示/違反報告)
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