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ゆめのまた ページ5

「ん……」

なんだ、ここ。黒い。

部屋が全体的に黒い。
























って、なんでこんなスーツ着てるの!?!?


る「あ、からあげおはよ!」

「あ、るぅとくんおはよ!」

そうすると、るぅとくんは?(はてな)の顔をした。

る「いつもるぅとって呼んでるのに君付け?」

「え?」

る「るぅとー!とかななもりー!って言ってるのに」

「へ?」

る「熱があるわけじゃないよね?」

「ないよない!」

さ「……と〜!からあげ起きたか?」

なーくんのこと呼び捨てだったら、さとみくんのことも呼び捨てだよね。

「うん、さとみおはよ」

さ「おう、おはよ」

みんな呼び捨てだな。

みんな、スーツ着てる。ネクタイの色が違う。

るぅとくn……るぅとは黄色のネクタイ。

さとちゃn……さとみはピンク色のネクタイ。

ぼくはソファで寝てた近くに緑のネクタイがある。

周りを見ると事務椅子とか会議用テーブルとかある。

いつものウッドの机などない。

?「……ハァハァ」

大きな音とともに扉を開け出てきたのは









なーくんと莉子、ジェルくんだった。……傷だらけ。

「……莉子?」

さ「莉子って誰だ?」

「え……う、ううんなんでもない!」

莉子は莉子ではない。莉犬なんだ。

るぅとは、ななもりとジェル、莉犬の傷の手当をしてる。

「るぅと、なんかできることあるか?」

る「あ、じゃあ、ご飯作ってきてもらっていい?」

このさんにん、アジトに潜入してきたからご飯食べてないって言ってた。

「了解」

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作者名:波音 | 作成日時:2019年5月2日 21時

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