検索窓
今日:2 hit、昨日:16 hit、合計:7,684 hit

じまん ページ17

母「ごめんね。こんな親で」

目の前にいる、母さんは涙ぐみながら今まであったことを話してくれた。

「許すも何も……」

母さん達は僕を捨てたんじゃない。ずっと応援してくれてた。
両国国技館にわざわざ来てくれた。自分たちの運で。

「母さん達はいろんな人の命を救ってた……」

僕は母さんに謝りたい。今まで散々言ってしまった母さんを。

「母さん、母さん。僕の方こそごめんね。信じてなくて。」

僕は母さんに言った。母さんは目を見開きまた泣き出した。

母「いつの間に、こんなに大きくなったのかしらね。」

母さんはポツリポツリ話してくれた。




























高校生になった僕を見たかったとか、ピアスとか開けるとこ見て見たかったとか……

「あと、母さんふたつ間違えてることあるから。」

これだけは譲れない。

母さんは僕の目を見た。

「ひとつ、莉子ちゃんじゃないからあいつは莉子くん(・・)だから。」

そうだったわねと言った母さん。

母「ふたつめは?」

「ふたつめは、すとぷりは友達で済まされるほど柔らかいグループじゃない。それぞれ、いろんな過去を持って集まった家族だから!」

母「あの人たちにも今度挨拶行かなきゃね」

「ゔん!!!」

僕は今まで貯めてたものを出した。

嫌われてると思ってた。迷惑だと思ってた。

きたく→←むかしばなし



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
設定タグ:すとぷり , 莉犬 , LGBTQ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:波音 | 作成日時:2019年5月2日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。