莉犬の幼なじみ【すとぷり】

ホントのこと ページ26

な「じゃあ、今日は誰が話すのかな？ジェル君内容言っちゃってぇ！」

また、始まった。これ最後僕だから、それまでゆっくりしてよ。

ジェ「なんで、俺なんすか！？すとぷりのあい…もう、無理だ！ころん言っちゃってぇ！」

こ「すとぷりのあいつが…さとみくん言っちゃってぇ！」

さ「すとぷりのあいつが…あいつが……ぐわぁ！言えねぇ！莉犬言っちゃってぇ」


莉「すとぷりのあいつが、なんと、引退します！ってあ、違う！るぅちゃん言っちゃってぇ！」

莉子の奴、後で覚えとけ。ゲームでとっちめてやろう。

る「ちょ！何嘘言ってるの！？莉犬！すとぷりの雨の……雨言っちゃってぇ！」

行くぞ。

『莉犬！僕は引退しないぞ！えっと、僕のついったーを見て欲しいです。もう投稿したので！』






文の内容(一部、作者の実体験や本音でもあります。よろしくお願いします)

僕の体は女です。しかし、心というか性別は女ではないです。男でもないです。中性の立場の人間です。世の中ではLGBTQのQと言います。

これは『性同一性障害』と少し違うものです。『性同一性障害』は性別はどちらか定まってますし恋愛対象も分かります。
そして、診断書もあるもの。しかし、Qの方は性別がない。そして、診断書が無いため簡単に信じてくれない。僕のような性自認がどちらか強い人。中性または無性。そして、恋愛対象が分からないのです。男のように女の子を好きになるのか。女のように男を好きになるのか。分かりません。

僕が性別のことで違和感を感じたのは小学校の低学年。その時は莉犬と遊んだり1人で本を読んだりするような子供でした。今までみんな半ズボンを履いて幼稚園に行ってたのに、急に男女でスカート、ズボン。実はぼくのとこは制服で行ってました。なんで、男と女を分けるの？って。不思議に思ってました。

何故、違うの？

なんで、性別なんかあるの？

そんなことを思い始めました。

高学年になり、僕は『私はオンナだ。女の子といなきゃ行けないんだ。』そう思い、女の子といました。けど心の片隅には男友達と遊びたい。こんな、アイドルの話よりサッカーとか鬼ごっことかしたかったです。

当時、莉犬は1番苦しんでたと思います。同級からはイジメの対象にされ、大人からは『お前はおかしい子供』という扱い。それは、僕も軽く受けてました。

中学生時代は荒れてました。莉犬と僕は本格的に女として生きていこうと決意しました。普通の人たちは性別で悩まない。

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