海色の刀剣女士は兄弟と旦那に愛されています

花丸日和２０ ページ25

｢私の主は･･･






最初に手入れをしてもらった愛姫様の分家の役人

その夫となった伊達政宗様

政宗様に忠誠を誓った･･･家臣の片倉小十郎様

一度は姿を失ってしまった私に、光忠や一期達に再び会わせてくれた主 一美様。私が主として認めたのはこの四人だけです！｣

主｢A一海、よく言ったね。これで分かったでしょ、アンタはAの主に･･･｣


その時、黒い煙は量を増し、全身黒づくめの敵10体程を飲み込んだのだ


小夜｢何か、くる！｣

煙は徐々に消えていったが、敵は姿を消したのだ･･･




茂庭《そ、んな･･･あり得ない あり得ない あり得ない あり得ない あり得ない あり得ない あり得ない あり得ない！！あの時、君は言ったじゃないか「茂庭殿はとても強いのですね。尊敬します」と！！》

｢･･･その様な事、私は言っていません。小十郎様には似たような事を言った覚えがありますが･･･そもそも、私は茂庭殿と会った事が無いのでは？｣

茂庭《そんな事はない、俺は確かに君に言われたんだ！》

燭台切｢僕は政宗公の近くにずっといた片倉様だから知ってるけど、Aは片倉様にしか言ってないよ｣

茂庭《嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ！君が、君さえ俺の者になればいいんだ！》

五虎退｢い、言ってないと言ってるんです。貴方のか、勘違いなのではないですか｣

茂庭《そぉか、知らないんだったね。あの騒動の事を！》

鶴丸｢あの騒動･･･まさか！｣



茂庭《鶴丸国永は覚えがあるみたいだな。A一海が折れたあの騒動の事を！》


　茂庭綱吉が語る、A一海が折れた事件。その真相とは一体なんなのだろうか･･･

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