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6 朝 ページ7
夏目視点
さっきから、変な奴がついてくる。
用心棒のニャンコ先生はどこへ行ってしまったのだ
ろう。
この妖怪に話しかけても良いのだろうか。
後もう少しで西村達と合流するし、何かして来たら
逃げられない。
友人達を巻き込みたくない。
周りに人がいないことを確認して、とりあえず話し
かけてみる。
「おい、お前。なんで俺についてくるんだ。」
「ひぃぃ！」
小さな悲鳴をあげて、逃げてしまった。
悪いことをしてしまったと後悔する。
「おーーい、夏目ーー！」
西村が呼ぶ声が聞こえてる。
「今行くー」
そう言って友人達のところへと走る。
追い風が吹いて、花びらがはらはらと舞った。
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作者名：トロみん | 作成日時：2017年4月22日 0時
