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お店に着いて、今はカゴを持って色々回ってる。うらた君が今日の朝使い切ってた卵とか鶏肉とか俺が頼んだオムライスの材料とかをカゴに入れてる。
う「そうだ！晩ごはんもついでに買いましょう！」
坂「そうだね〜」
う「何がいいですか？」
坂「うーん、うらた君は食べたいのないの？」
う「僕ですか？僕は何でもいいんです！坂田さんが食べたいのが優先です！」
坂「嬉しいけど、うらた君も食べたいものはあるでしょ？」
う「そうですね……やっぱり狼だからでしょうか、お肉が食べたいです。」
坂「そうか……あっ！じゃあハンバーグが食べたいな！」
う「分かりました！チーズとか入れます？」
坂「え！うらた君そんなこともできるの！？」
う「できますよ〜」
坂「おぉ！じゃあ入れる！」
う「分かりました！」
そう言うと、お肉のコーナーへ小走りで行き、お肉を選んでるうらた君。ほんま主婦みたいやな。他にも野菜とかパンとか別の日のための食料も入れていた。
会計を済ませて家に帰ってるんやけど、おかしい。
坂「なぁ、一つ持つよ？」
う「ん？大丈夫ですよ？」
さすが人狼、力持ち。ってさっき思い知らされたわ。なんか悪いなぁ…袋全部パンパンに入ってるし。でも余裕そうに持ってるんよなぁ…なんか悔しい。
そう思ってると家に着いた。
う「ただいまです！」
坂「おかえり〜」
う「坂田さん。冷蔵庫に食材入れるの手伝ってもらっていいですか？」
坂「ええよ〜」
う「助かります！」
うらた君の手伝いをしたあと、俺はソファーに座ってくつろいでた。手伝ってて思ったけど相当な量があった。あの量の重さを一人で持ってたと考えると、改めて人狼って凄いなって思う。
そう考えてるとうらた君がやってきた。
う「坂田さん…」
坂「ん？どうしたん？」
う「…眠たいです。」
坂「あー、夜行性やからかな。うん、今退くな。」
う「あ、退かなくて大丈夫、です。」
坂「そう？」
う「はい。そのかわりに、膝枕してもらっても、いいですか？」
坂「ん！？」
膝枕！？なんで？………あ、眠たくなると甘えたになるんかな？やったぜ←
あ、力持ちって言ってもバカ重たいのを持ってたし疲れとかもあるんかな？
う「だめ、ですか？」
坂「いいよ、おいで。」
う「ありがとぅ…ござい、ます。」
うとうとしてるから本当に眠たいんやろうな。言葉も途切れ途切れに喋ってるし。
坂「おやすみ。」
う「おやすみ、なさい……。」
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作者名：八雲橙 x他1人 | 作成日時：2019年10月8日 10時
