２１ ページ22
う「坂田さん！他に何があるんですか？」
坂「ん？他はな、勉強するための道具とかパジャマとかリュックやね。あと、明日親父が俺の子供の時の服を持ってきてくれるからな！」
う「わぁ！！」
めっちゃキラキラな目で見てくるやん！もうこの子ほんま可愛いな！！
坂「あ、あとな。(ｶﾞｻｶﾞｻ)…ほい！」
う「ん？・・・たぬきのぬいぐるみ？」
坂「目に入ったから持ってきたんよ。可愛いやろ？」
う「はい！とっても可愛いです！これももらっていいんですか？」
坂「もちろんいいよ〜」
う「やった！ありがとうございます！！」
そう言ってぬいぐるみを抱きしめてる。よし、うらた君には可愛い物を持たせることにしよう。
坂「あ、あとな。ここの部屋、うらた君の部屋にしようと思ってるんよ。」
う「え？僕の部屋ですか？」
坂「うん。クローゼットとかあるから制服とか直せるし、俺が出す宿題とかここで出来るようやろ？」
う「おぉ！」
坂「あ、ベッドはちょっと待ってな。大きいから運ぶんが大変なんよ。だから」
う「あ、あの！」
坂「ん？」
う「えっと、その……」
うらた君はモジモジし始めた。もしかしてトイレ行きたいんか？
坂「ん？トイレやったらはよ行ってき？」
う「あ！いや、そうじゃなくて…」
坂「ん？じゃあどうしたの？」
う「え、あぁ………ベッドは、いらない、です！」
坂「え？ソファーで寝るなんてあかんよ？」
う「いや、その…………さ、坂田さんと一緒に……ね、寝たいなぁ、って…//」
坂「・・・。」
坂「んんｯ！？///」
いや、え、ふぁっ！？いやお昼一緒に寝たけど、あれはノリ？で寝ただけで！！
ととととりあえず落ち着け！？俺は誰や？は？何言ってんねん！…え？あ？？
う「さ、坂田さん？」
坂「っ！！あ、え？」
う「やっぱり…だ、だめですか？」
そんなん答えは一個しかないやん！！
坂「もちろんいいよ！一緒に寝よ！！」
う「？あ、ありがとうございます？」
・・・俺今すごい変態的な答え方やったな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：八雲橙 x他1人 | 作成日時：2019年10月8日 10時
