掌を合わせて【男主】 (ページ48)

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上「おお！Aかえってたんか！自分の個性でぶっ倒れるあたり本当双子だよな〜」

「「はははおかえりみんな」

上「俺、お前ら見てるとちょっとヒヤヒヤするわ〜」

お前らって、多分出久と俺のこと？

切「お前も言えねえだろ！」

「「確かに、上鳴くん、やりすぎると阿呆になっちゃうよね〜」

笑って言い返す

耳「意外とハッキリ言うタイプ？！」

麗「デクくんとそんなに似てへんよなあ」

「「そう？まあ二卵性だしね」

飯「みんな、静かにしたまえ。第一試合が始まるぞ」

すぐ横にいる勝己は組んだ足に肘を置いて退屈そうに、でもギラギラした目つきでグラウンドに集中してる

え、対戦相手って、あの人？？
出久大丈夫かな、絶対操られるじゃん
でも洗脳に趣を置いて訓練してた俺が引っ掛からなかったってことは、何か手はあるってことだよな
そもそも出久は相手の個性しってんの？
これで洗脳かけられて場外なんてあり得ないよね。出久のことだから何か策はあると信じたいけど
え、他クラスの人の個性まで調べてんのかな？いくらオタクとはいえ…

尾「一応、伝えたよ。対戦相手の個性」

え？尾白くんテレパシーもできるの？

爆「声出てんだよ」

耳「(やっぱり緑谷弟と似てる…)」

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