今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:128 hit
小｜中｜大
55. ページ5
ｰ
「「勝己、もう子供じゃないんだから、自分の機嫌は自分でとって」
出「(でも、、仕方ないと思う)」
「「まあそうなんだけどさ、かと言ってもう終わったことでそんなに苛立っても意味ないじゃんか」
爆「ｳｯｾｪ！ほっとけ」
「「…分かった。出久いこ〜」
ため息を付いて、僕の手を引いていくA
轟くんの雰囲気、誰かに似てると思ってたけど
Aに似てるんだ
どこか落ち着いていて、どこか冷めたくて
静かな抵抗を見せるところとか、すごく似ている
昔からAは個性を使いたがらない
他の人と違って、見せびらかしたりもしなかったし
見せびらかしている人に対して醜行だとも言っていた
小さい頃はもっと楽しそうに笑っていたはずなのに
個性が発動した後からあまり笑わなくなってしまった
僕には個性が羨ましく思えたけど
あの時のAは不幸せそうだったのを覚えてる
そうして段々と僕たちをいじめていた人もAには極力かかわらないようになった
「「出久？大丈夫？アイス買ってかえろ？お母さんの分と」
でもこんな感じに僕にはすごい優しいお兄ちゃんだから、不思議と劣等感は感じなかった
僕と違って身長も高いし、かっこいいからそこは悔しいけど…
ｰ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
設定タグ：僕のヒーローアカデミア , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：耳鳴 | 作成日時：2024年3月14日 23時
