落ち着く香り ページ27
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部屋に入った瞬間、昔と変わらない翔太のお気に入りのルームフレグランスの香りがして。
この部屋に入るのは初めてなのに、ああ落ち着くな、なんて思ってしまったのはその香りのせいだろうか。
「とりあえず秒で出るから待ってて」
そう言ってタオルを手渡してお風呂場に消えていった翔太。
本当に秒で出て来たと思ったら、シャワー貸すから入って来いって今度はバスタオルを手渡された。
『……ありがとう』
「ん、着替えは適当に用意しとくから」
『うん、』
幸い、仕事の日は下着類は予備を持ち歩いていて。
シャワーを浴びて、それと翔太が用意してくれた服に着替えれば、体だけじゃなくて心もスッキリした気がした。
『翔太、』
「…あ、おかえり」
『ん、……ありがとね。色々』
「ああ、」
とりあえず翔太からちょっと距離を空けて座れば、「いや何この距離、」なんて飛んでくるツッコミ。
…っ、仕方ないじゃん！だって改めて今翔太の家にいるって思ったらなんか緊張しちゃうんだもん……。
なんて、そんな事言えずに『別に…』って黙り込めば、私達の間に流れていく微妙に気まずい空気。
「あのさ」『あの、』
耐え切れず、じゃあ帰ろうかなって沈黙を破ろうとしたら、翔太と被ってしまって。
「あ、いや、ごめん。何？」
『いや、翔太こそ……』
「あー…いや、その…」
『ん…？』
「お前、明日入り昼過ぎだろ？」
『うん、そうだけど……』
そこまで言って私から目線を外した翔太は、困ったように頭を掻いた。
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すかる(プロフ) - ひろかずみつすけさん» →思います。曖昧なお返事ですみません。コメントとても嬉しかったです！ (2022年11月15日 20時) (
レス) id: a4205199bd (このIDを非表示/違反報告)
すかる(プロフ) - ひろかずみつすけさん» 読んでくださり、またコメントまでありがとうございます。仕事が忙しくなり執筆を一度中断して以来同じように書ける自信がなくずっと更新しないままになっており大変申し訳ないです。続きは書かないと決めた訳では無いので、また更新されていたら読んでいただけたらと (2022年11月15日 20時) (レス) id: a4205199bd (このIDを非表示/違反報告)
ひろかずみつすけ(プロフ) - とっても面白かったです。続編はもう書かれないですか？ (2022年11月15日 6時) (レス) id: d2c3399ce2 (このIDを非表示/違反報告)
すかる(プロフ) - reeeiiiさん» こんばんは、いつもご覧いただきありがとうございます> <！これからもギュッとしていただけるように頑張ります☆コメントありがとうございました！！ (2021年3月5日 23時) (レス) id: adb2c5fada (このIDを非表示/違反報告)
reeeiii(プロフ) - こんばんは。いつも更新楽しみにさせていただいてます！胸がギュッとなってきました！次回更新も楽しみにしてます！ (2021年3月5日 21時) (レス) id: f41e0f4c92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すかる | 作成日時：2021年1月22日 21時
