十八輪目 ページ20
あ〜、いい眺めだ〜。
海ってイイネ。
船ってイイネ。
ん?あれからどうやって操縦してるかって?
してないよ?操縦なんて、できないもんw
わかんなくて途方にくれてたらさ、
ボコった海賊の皆さんが起きてねー。
こき使ってますw
はー楽だわー。
オ「あの…いいんすか?縄ほどいちゃって…?」
貴「うん、だって逃げないでしょ?つか逃げたくても逃げれないよね。海の上だし。もし逃げようとするなら今度こそ息の根を止めるよ?」
少し脅してみた。
オ「…オーオー、わかりましたよ。超理解。オレはオーバー。オーバー海賊団の船長で、賞金額は1500万ベリー。よろしく。」
海賊によろしくされた。
でも海賊は悪だよな。
おかしい。
この人、オーバーから悪い気が感じられない。
海賊ってなんだ…悪って何なんだ…!?
オ「どうしました?えっと…」
貴「あぁ、Aだ。織田A。よろしく?」
オ「なぜ疑問符!?」
正直焦っていた。
本当によろしくしていいのか?
私はこれから海軍にはいるんだぞ?
正義が悪と仲良くしてどうする!?
…でも、悪い人じゃない。
勘だけどこの人はいい人だ。
海軍を襲ったのも理由がありそうだし…。
わからない。わからないけど…
信じてみよう。
海賊を、自分の勘を。
そして自分の正義を。
貴「なぁ、オーバー。どうして軍艦を襲ったんだ?」
オ「…なぜですか?」
顔色が変わった。
声色も変わった。
やっぱり何かある。
貴「お前が、悪い奴に見えないからだ。」
オ「そうですか…。」
オーバーは諦めたように空を仰いだ。
そしてふーーっと息を大きく吐いた。
そして話してくれた。
オ「…オレには弟がいるんだ…。この船の…副船長でもある弟が…、海軍に…スモーカーに捕まったんだ…!!」
怒り、悲しみ、憎しみ…
すべてが混ざって出てきた。
苦しかったんだろう。
辛かったんだろう。
それほど大事な弟だったんだろう。
泣きそうになりながらも話してくれた。
オーバーなりの優しさか。
ただの恐怖か。
わからないけれど――――
それがオーバーの正義なんだと強く思った。
他人の正義を守りたいと思った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
ミホークの帽子
ラッキーキャラクター
セニョール・ピンク
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 43人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
魏杏妖遊(プロフ) - リナキ。さん» 私はあなたを愛してる。そう同じクラスになれたから嬉しいの。これ見てるか分かんないけど、それでもいいの。 (2016年4月10日 13時) (
レス) id: ace2d2c526 (このIDを非表示/違反報告)
リナキ。(プロフ) - 大好き。（）私あなたのこと大好き。（）僕ちゃんだよ☆（）まだ１５までしか読んでないけど、私あなたのこと大好き。（） (2015年1月21日 20時) (レス) id: 2acb5f844d (このIDを非表示/違反報告)
魏杏妖遊(プロフ) - けいおんさん» おお!!ありがとうございます!!遅くなりましたw (2014年12月5日 23時) (レス) id: 3d6722da02 (このIDを非表示/違反報告)
けいおん - シャンクス登場嬉しいです！ (2014年12月4日 20時) (レス) id: 816f3817c2 (このIDを非表示/違反報告)
魏杏妖遊(プロフ) - 蜜柑さん» 遂にと言うかやっとですねw遅れてすみません!!やっとだー!!やっとだせるー!! (2014年11月30日 0時) (レス) id: 3d6722da02 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：魏杏妖遊 | 作成日時：2014年11月19日 22時
