害悪リスナーさあたちゃん。【 skt 】【 usss 】 (ページ7)

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ライブ。ページ7

楽屋招待でるいのサインを貰えばるんるんで会場入りをする。今回はセンステのみ。高額だったセンステ横の席に座り、センラと話す。

「 ..で？楽屋招待は説教で終わったって？」

『そうなんよ..もうせんら嫌や..目の前におったのに正座させられて怒鳴られた.. 』

「 ..まぁ、実質認知やん？喜ばんの？」

『はっ、確かに！俺の書き込みとかが見られとるってことやんな！』

こいつ、ちょろい。軽く鼻で笑い、リングライトを指につける。電池を確認して、ペンラのキンブレシートの位置を整えて。

少し煙たい会場が、僕は好きだ。これからるいが出てくる。そんな確信を作ってくれるから。目の前に来たら、手振ってくれるかな。目合うかな。そんな思いが駆け巡り、胸がいっぱいになる。

すると、

「こんにちわー！今日も楽しんでいきましょ！」

『最初から飛ばすと疲れるよ、きな.. 』

ステージ中心から大好きな人が出てきて、思わず泣いてしまう。全通していると言っても、慣れないものなんだ。

『 ..今日、私にあえて嬉しい人ー...？』

毎回恒例の問いかけ。るいはいつも、控えめにそう聞いてくる。多分、最初は不安だったからだと思うが。
すると会場は案の定湧き上がり、僕も例外ではなく、大きく声を出す。ここがまず、ファンサポイントだから。

「るいにあえてうれしい、だいすき」

前の方だから聞こえてるかな。聞こえてたら、手振って欲しいな。とリングライトと共に手を振る。

『だ、大好きまで言えとは..言ってないから』

手で顔を隠しながら、此方に手を振られる。これは確定？そう視線でセンラを見ると、優勝だろ、とまた視線で返される。優勝、優勝か。

「あはは、るいってば照れてるよね？可愛いなー！」

そうしてきなちゃんがからかい、るいが怒る。

『うるさい、もう..ほら、歌うよ。』

タイトルコールをし、曲が始まる。公演ごとに違うMCが好きだ。隣のセンラもめちゃくちゃ泣いてるし。後ろの知らない人も悶えている。

今日も幸せだな。

※物語の変更により楽屋招待の話を改めたいと思います。話がいくつか消えていて、お話が繋がっていないかもしれませんが、ご了承ください。