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「でもね、たしか一番最初はデビューが決まった時だったかなぁ……デビューです！って言われた時、私どうすればいいか分からなくて」
「うん」
「嬉しいの、本当に夢みてたデビューだし心の底から嬉しいと思ってたけど、どうしても喜んでる皆の輪に入れなくて、そうしたらチャニオッパが何も言わずに背中を押して自然に輪の中に入れてくれて」
これは今でも鮮明に覚えている。
デビューが決まってみんなが一斉に抱き合って喜んでる中、離れたところで驚いて固まってるところに本当に、何も言わないで背中に手を回して「こっちおいで」なんて言うみたいにみんなのところに連れていってくれたのだった。
「初めて音楽番組で1位を撮った時も、コンサートをして自然とみんなで集まる瞬間の時にみんなが｢ソラもおいで｣って言ってくれたりして……」
「あぁオンニ……泣かないで……」
「ないてない！」
「オンニ、強がりなの？」
「ちがうってばぁ……だからね、確かに色々あったけど……でも！あぁ、メンバーがいれば何とかなるもんだなぁって。本当にもう私、みんながいないと生きてけない、かも」
なんて、ちょっと冗談混じりなそんな言葉に感嘆するヨンジにおかしくて笑っていれば「凄くいい話なのに笑っちゃダメ！」なんて言われて。
「オンニ酔ってきてるよね？」
「酔ってないよぉ……よってないよってない……」
「でも凄く顔が……顔が赤いよ」
笑いながら私の顔を見てそう言ってくるからそんなことないと言えば「鏡で確認してみて！」と言われて。
「うわぁ、なんてかわいい顔」
「こまうぉヨンジヤ〜」
「あ チンチャ……言われ慣れてる感あるね」
「や、だってそんなことないって言ったらなんかめんどくさいかなって」
「確かにオンニ程かわいいとそんなことないって言われるよりありがとうって返してくれる方がスッキリするかも」
そんな会話をして二人で笑って、何だかあっという間に時間が過ぎた気がする。
本当にお酒の飲みすぎで頭も全然回らないし。
「オンニ、そろそろ帰らないと」
「やだ」
「え、なに今の……」
〈恋に落ちる音がした〉
〈ファンが恋してしまう理由が分かる…〉
「ヨンジ、私たち友達になろう」
「オンニってほんとに人見知りなの？」
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さとみ - ありがとございます。こちらこそ余計な事を…。すみませんでした。続編楽しみにしています。これからも頑張って下さい。 (2023年3月2日 23時) (
レス) id: 1dc70ba9d0 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - さとみさん» コメントありがとうございます🙌🏻続編が出来たらリンクを貼るように書いてあるだけで、まだ続編はできてないです。紛らわしいことしてしまってすみません🙏お待ちいただければと思います。 (2023年3月2日 23時) (レス) id: 208005c528 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ - こんばんは。 この前のお話しの最後に続編公開しましたと書いてあったのですが多分続編のってないかと思われます。これからも楽しいお話し読ませて下さい。よろしくお願いします。 (2023年3月2日 23時) (レス) id: 1dc70ba9d0 (このIDを非表示/違反報告)
さくらんぼ(プロフ) - カリナさん» コメントありがとうございます🙌🏻理想だなんてそう言っていただけて嬉しいです🥲更新頑張ります〜🫶🏻 (2023年2月23日 13時) (レス) id: 208005c528 (このIDを非表示/違反報告)
カリナ - 私の理想のお話です。本当に作ってくれてありがとうございます😊。続きが楽しみです。本当にこんな事があるといいなぁと思いながら読んでます。(叶わぬ夢)最後楽しみです。更新待ってまーふ😘 (2023年2月21日 22時) (レス) @page42 id: 28026e5e75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくらんぼ
| 作成日時：2022年11月2日 23時
