年下犬系彼氏の事情【松野千冬】

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千冬side

　

電話にて…



みいな「千冬〜っ出てくれたんだぁ♡」
　
　


そんな甘ったるい声出されてもなぁ…
　


全然ドキッともしねぇんだよ。
　


千冬「あのなぁ…答えろよ。言ったんだろ？」
　


本気でキレそう。いや、もうキレかけてんな。
　

みいな「ん〜言ったよ！」
　


やっぱりか。
　


千冬「なんでわざわざそんなこと言うんだよ」
　

みいな「…」
　

千冬「おい？黙ってねーで「好きだもん」
　

千冬「は？」
　

みいな「千冬のことがまだ好きだもん…ヒック…、うぅ…っ、」
　

は？泣いてんのか！？まじかよ。
　

千冬「あ〰️もう、お前今どこにいんの？」
　

直接言ってやったほうが良さそうだな。
　

みいな「…え？〇〇駅の近くだけど…」

千冬「じゃー、〇〇駅に来て。俺も向かうから」

みいな「うん…」
　




こうして電話を切り、重い足取りで俺は駅に向かった。




　



　

　











＿＿＿本当はAさんに会いたい。今すぐに。だけど、こっちを先に片付けねーとな…

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