２２９ ページ38
．
エネルはとても楽しそうな顔でAに近づく
それに伴いAも少しずつ後退すると彼は足を止めた
エ「そう構えるな。名は確か…Aだったな」
『何故知ってる』
エ「神は何でも知っているのだ」
右手をパチパチと光らせる
『カミナリ…能力者…』
自然系の能力者は物理攻撃は効かない
水気の多いAは彼が近づくだけで体がピリついた
エ「そんなに警戒するなと言ったはずだ…」
『近づかないで下さい。貴方もいると痺れて堪らない』
エ「ヤハハ、なんだ誘っているのか？」
『何を言って…っ』
また進み始めた彼から離れるため後退りしたが、背中に大木がぶつかった
バチッ
『…ッ！』
エ「俺はお前が気に入った。この世界でお前は唯一無二の存在だ」
エネルは一瞬でAの目前に移動した
大木に手を突き、Aの顔を覗き込む
『〜〜ッ』
ビリビリと痺れる身体から力が抜ける
崩れ落ちそうになるAの足の間にエネルの足が入り込む
『は、離せッ』
エネルはAのＴシャツの裾を掴み、捲り上げた
エ「ほう、再生能力もあるのか」
昨日の祭壇の戦いも知っているのだろう
バチバチ！！
『んんッ！』
エ「ヤハハっ、どうやら相性がいい様だ」
電気が走り身体をビクつかせるAにエネルはニヤつく
服は胸下まで燃やされ、白い腹部が晒される
エ「さて…もう少し2人で遊びたいところだが、神の予言は絶対だ」
エネルは更に身体を近づけた
側から見れば、いかにも色気のある場面
Aはピリつく身体に腹部が疼き顔を歪める
エ「そう煽るな」
グイっ
急に腕を引かれ、引き寄せられる
頭と腰に手が回され身動きが取れない
恐怖と羞恥心が増し、心臓が早くなる
エ「私が作る神の国へ招待してやろう。俺と共に来い」
『…ッッ！』
その声が終わった瞬間、身体中に電気が巡る
感覚のなくなった身体は崩れ落ちる前に支えられた
意識が遠のく中、抱えられるのが分かった
あぁ、この温もりじゃ無い…
何故か意識を失う直前に考えたのはエースの事だった
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 141人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マリコ - 源さん» ポケポケの実とはどういったものでしょうかですね？はい、もちろんこれは色んなポケモンに変身できるです。源さん (2018年12月11日 21時) (
レス) id: 1045ea89cf (このIDを非表示/違反報告)
源(プロフ) - マリコさん» コメントありがとうございます！使い方に慣れておらず返信遅くなりすいません。 ポケポケの実とはどういったものでしょうか？他の作品も作っていますので、実現出来るか分かりませんが、お聞かせ下さい (2018年12月10日 23時) (レス) id: 17e8f24708 (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - 私が考えたワンピースロビンリクエストのお返事を見てくれるの楽しみにしていますのでよろしくお願いします。源さん (2018年12月10日 21時) (レス) id: 1045ea89cf (このIDを非表示/違反報告)
マリコ - ワンピース原作編はニコ・ロビンの義弟設定とロビンに恋をしてそれからチョッパーより幼いヒロインをポケポケの実の能力者にしてそしてジャヤでルフィとゾロとナミが連れてきたお陰でロビンも小柄男ヒロインをルフィ達の仲間になるお話を見せてください。 (2018年12月7日 23時) (レス) id: 905752cdc7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：げん | 作成日時：2018年11月29日 23時
