世界はとまる２【ヒロアカ】 (ページ10)

今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:147,421 hit

５８ページ10

Aが近づいてくる騎馬の1人と目を合わせ動きを止める

心操が騎手にひと声掛ければポイントが手に入る

静かに、確実に、ポイントを稼ぐ私たちは

『最高にクールやん』

心「ちょっと、声出てるよ」

『あ、ごめん』

残り時間も僅かとなり、周りの動きは一層激しくなった

真ん中の方で電気がバチバチと広がり直ぐに氷が広がるのが見えた

あーあ、上鳴のやつアホになったかな

『まだ時間あるねぇ』

心「さて、どれ狙う？」

掲示板を見ながら最後に誰を狙うか考える

『あのB組かな。鉄哲って人』

心「だよな」

マイク先生の放送で残り1分と知らされる

心「さて、行きますか」

『待ってました』

私達は騎馬を進めポイントを守ろうとする鉄哲チームへと近づいた

『どーも、B組の人』

鉄「…っお前は！A組の！」

『上のあんたに興味なか。馬の皆さん……初めまして』

鉄哲の下にいる3人と順に目を合わせていく

警戒した表情のままピタリと止まった3人

『はい、完了』

鉄「な、何したんだ！おい、お前ら動けよ！」

心「ねぇ、ポイントくれる？」

鉄「やるわけねぇだろ……！」

敵意剥き出しだった鉄哲の顔は虚ろになる

此処でマイク先生による
残り10秒のカウントダウンが始まった

心「はい、完了」

動けない鉄哲チームに近づく

残り5秒

心「それ、俺に頂戴」

残り3秒

鉄哲は首からハチマキを取り心操へ渡した

マ〈2……1……Time Up ！！！早速上位4位を見てみよう！1位轟チーム！2位爆豪チーム！３位鉄って……アレェ！？オイ！心操チーム！いつの間に逆転してんだよ！オイオイ！〉

心操を下ろしハイタッチをする

尾白くんと青山くんから個性を解きお疲れ様と声をかける

『2人ともお疲れ。私ら３位だよ』

尾「え？終わったの？何がなんだか…？？」

青「どういうことだい？」

『…分からんよね。でも、次に進めるんよ良いことやん』

ポンと肩を叩き、心操の横に立つ

『心操くん、次はどうなるか分からんけど頑張ろうね』

心「うん。頑張ろうな」

2人で目を合わせニヤッと笑い握手を交わした

葉「Aちゃーんご飯食べ行こー！」

『うん、今行く！じゃね、心操くん』

この後2人は自分のクラスメイトに
質問責めにされたのであった