世界はとまる２【ヒロアカ】 (ページ5)

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学校以外の時間は
体育祭に向けて体力作りに専念した

個性も新たに出来ることを増やした
かなり目が痛くなるけどこの技は中々使えるはずだ

心操くんと話した日から2週間後
体育祭はやってきた

彼とは体育祭の準備で忙しくたまにすれ違う事しか無かったが、結構仲良くなれたと思う

A組の控え室で葉隠や耳郎達と同じテーブルを囲み話していると、轟が緑谷に宣戦布告を始めた

緑「僕も本気で獲りに行く！」

緑谷も轟へ言い返した
彼の言葉でA組は引き締まり体育祭は始まった

プレゼント・マイクの盛大な演説により1年A組は入場する

緑「わあぁぁあ、人がすんごい…」

飯「大人数に見られる中で最大のパフォーマンスを発揮できるか…！これもまたヒーローとしての素養を身につける一貫なんだな」

切「めっちゃ持ち上げられてんな…なんか緊張すんな！なぁ爆豪！」

爆「しねぇよ。ただただアガるわ」

『それ緊張しとるってことやん』

爆「ちげぇわ！停止女！」

『あ、心操くんだ』

隣で怒鳴る爆豪を無視して、C組の所に居る心操を見つけ手を振る

少し照れながらも振り返してくれる彼は優しい

爆「無視して手振ってんじゃねぇよ！」

『え、話しかけとったん？』

爆「テメェはマジで捻り潰す…ッ！」

『爆発くんも手振って欲しかった？しょうがなかねぇ』

爆「ッ死ねぇクソが！」

切「だからお前ら喧嘩するなよ！」

整列しながら睨み合いしているとステージにミッドナイトが現れた

ミ「選手宣誓！選手代表！１ーＡ爆豪勝己！」

緑「えーー！かっちゃんなの！？」

瀬「あいつ一応入試１位通過だったからな」

ステージに登りポケットに手を突っ込んだ姿の爆豪は大きなスクリーンに映し出される

『あ……』

声を漏らしたAにA組は首をかしげる

爆「せんせー俺が1位になる」

切「絶対やると思った！！」

周りからブーイングが飛び交う中、爆豪は戻ってくる

麗「Aちゃん、さっきどうしたん？」

『いやぁ、爆発くんってあんな顔してたんやねぇ』

(((……えっ？？……)))

Aの発言にその場の空気が固まった

Aに爆発音を鳴らしながら近づいてくる爆豪

爆「…ッテメェ、1度も見たこと無かったんか？！」

『…いや、1回はあると思う』

BOOOM！！

『危なっ…お茶子助けて』

麗「え！巻き込まんでよ！」

蛙「というか、他に顔分かる人居るのかしら…？」

梅雨ちゃんの発言にまた空気が固まったのだった