世界はとまる２【ヒロアカ】 (ページ23)

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試合の間に行ったトイレからの帰り道で
浮かない顔をしたお茶子と出会った

『今から控え室行くの？』

麗「うん、ちょっと緊張しちゃって」

へらっと笑うお茶子

『お茶子、相手が誰でも関係なか。ベストを尽くせばいいさ』

麗「…！…うん！そやね！ありがとう！」

少しだけ顔つきが変わった麗日は控え室に向かった

青山対芦戸の試合は芦戸が、
常闇対八百万の試合は、常闇が2回戦へ進んだ

自分の席に座る前に見えた八百万の顔は沈んでいた
皆が話しかけても空元気だった

今は行われているのは、切島対鉄哲の試合だ
真正面からの殴り合いの結果は引き分けとなった

蛙「次、ある意味最も不穏な組ね」

耳「ウチなんか見たくないなー」

マ〈中学からちょっとした有名人！堅気の顔じゃねぇ！ヒーロー科爆豪勝己！対俺こっち応援したい！ヒーロー科麗日お茶子！〉

『ハハッあの顔やばいでしょ』

画面に映し出された爆豪の顔を見て笑う

瀬「よく笑えるなお前」

『何で？』

峰「今から麗日が爆豪にいたぶられるんだぜ！？」

『何言ってんの？お茶子なら大丈夫』

蛙「どうしてそう言い切れるの？」

『そりゃ、負けたら悔しいけどさ。勝ち抜くだけが全てじゃないやろ？お茶子はベスト尽くすよ』

蛙「流石ねAちゃん。そういうところ好きだわ」

『ありがとう。自分も梅雨ちゃんの事好いとーよ』

峰「し、白百ッ…！」

何か言おうとした峯田に梅雨ちゃんのビンタが入った