世界はとまる２【ヒロアカ】 (ページ22)

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応援席に戻ると皆に迎えられた

今は飯田くんとサポート科の発明さんの勝負中だ

飯田くんは良いように使われてしまい
彼が装着したアイテムの説明が続いている

皆に礼を言いながら水筒に入れている熱湯を使い温めたタオルを目の上に乗せる

その後帰ってきた上鳴は何故か分からないが峯田に殴られていた

耳「目痛いの？」

『痛くはないよ。自分、普通の人より目ん玉強いらしいからね。でも、流石に電気はチカチカした』

葉「凄いよね！私初めて見た止まってる電気！」

『視界が真っ白になったよ』

蛙「私には無理だわ」

上鳴は後ろの席で名前呼ばれたぜと笑っていた

『あー、もう＂カミナリ＂は見たくなかねぇ』

上「……え？」

身体の力を抜きながら呟くAにフリーズする上鳴

瀬「ち、因みにそのカミナリってのは上鳴の事か？」

『何言ってんの瀬呂くん。カミナリはカミナリやろ』

目にタオルを置いて上を向いているAは答えた

隣に座る耳郎は吹き出して笑いが止まらなくなる

蛙「Aちゃんは個性使わなくても人を固まらせるの得意よね」

梅雨ちゃんにそう言われたが、何の事かよく分からなかった

固まっていた上鳴は他の男子に励まされ、飯田の試合が終わる頃にいつも通りになっていた