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Aとルフィは何とか岩にしがみつき立ち上がる
『ルフィこれナミに着せて！サンジは僕が取ってくるから！』
ル「おう！おれはどうしたらいいんだ！」
『とにかくナミを寝かせて！！ここで待っててくれ！すぐに戻るッ』
マントをルフィに渡し、雪崩の中へ飛び込んだ
硬い鱗を纏わせ雪を掻き分けながらサンジを探す
流れる雪の中、視界は真っ暗だ
雪崩が動きを止め、雪を掘り進めると意識を失ったサンジを見つけた
雪の上に這い上がり傷を見る
『アブソープション��吸傷��…ッ』
手袋を取り、血の止まらない頭の傷に触れる
既に体力の限界を迎えているA
ズキッ
綺麗になったサンジの頭、その代わりに自分の頭から血が流れ始める
傷が深いな…暫く目を覚さないかもしれない…
目を覚まさないサンジを背負いルフィの元へ走った
少しずつ鱗が傷を塞いでゆくがいつもより治りが遅い
外傷は直ぐ治るが、熱のせいで目が眩みふらつく
『…ハァッ…ハァッ…』
ル「おーーい！大丈夫か？！Aー！！」
駆け寄って来たルフィに頷き返す
『…急ごう…サンジも…酷い怪我だ……』
ル「…おう！」
ルフィは目を合わせないAに余計な事を言わず、ナミを背負い直した
Aもまたサンジを背負い直し、山を目指す
その途中、子供ラパーンが泣いているのを見つけた
親ラパーンは雪崩で埋もれてしまったらしい
先を歩くルフィは何も言わず埋まっている親ラパーンを助けた
笑顔を向けたかったが、体力の無さと凍てつく寒さに表情筋は死んでいる為、Aは子供ラパーンの頭をひと撫でしてルフィの後を追う
2人はコートやマントはナミとサンジに着せた
喋る体力も無く冷えた体でひたすら歩き続け、漸く壁となる山の下まで辿り着いたのだった
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森田菜々子 - お願いあるんだけど良いですかな?ワンピースキャラ×ゲゲゲの鬼太郎のトイレの花子さんの恋愛短編集を作ってよろしいですか?花子が麦わら一味を設定で。ゲゲゲの鬼太郎のトイレの花子さんが知らないなら検索してね。 (2018年10月14日 10時) (
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作者名：げん | 作成日時：2018年9月29日 16時
