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ビビの涙も落ち着き、改めてクロコダイルのいる場所を目指し麦わらの一味は歩き始めた
クロコダイルの居るレインベースという町はユバから北へまっすぐ丸1日歩くらしい
チ「そこに水はあるのか？」
四足歩行のチョッパーが聞く
ビ「そこは平気。国の反乱とはほとんど無縁のギャンブルの町よ」
ナ「いや〜ん、ギャンブル！」
『ナミ、ダメだからね』
隣ではウソップが水をくれとルフィに頼むが、ユバの水は簡単に飲んだらダメなんだと拒否していた
ゾ「おい分かったから先を急ごうぜ」
『マリモ、そっち、北じゃない』
注意すると睨まれたが無言で戻ってきた
暫く歩き続けると、ウソップとルフィが昨日の様に舌を出しながらアーアー言い始めた
それに伴いAも僅かに水蒸気が出始め段々苛々してくる
昨日の記憶があまり無く、夜にチョッパーに聞くと涙目でとにかく怖かったぞと言われた
あー、ダメだ。苛々するな僕…。また怖がらせてしまう…
ラクダのマツゲにはナミが乗り、他ははひたすら歩く
ビ「ルフィさん…」
ル「ん？」
ビビが暑さでだれているルフィに声をかける
ビ「ありがとう。私じゃこんな決断下せなかった…」
ル「ほぅか？…メシ食わせろよ」
ビ「え？」
ル「クロコダイルをぶっ飛ばしたら死ぬほどメシ食わせろ」
ビ「…うん！約束する！！」
彼女の本当の笑顔を見ると少し苛々が収まった
暑がりチョッパーも頑張ってんだから僕も迷惑かけないようにしないと…
ウ「お前、また蒸発してんぞ？それ飲めんのかな」
暑さで頭が可笑しくなっているウソップが近寄ってくる
イラッ
『…は？飲めるわけねェだろが』
サ「辞めろウソップ！刺激するな！」
ウ「くそー！水をくれー！」
ギャーギャー騒ぐウソップにAの中でギリギリ保っていた理性がプツンと切れた
『うるせぇなっ！黙って足動かせ！』
ウソップは背筋を伸ばし歩き始める
ル「あ！良いこと思いついた！おい、Aの能力でこの暑さ吸ってくれよ」
『あ？僕に爆発して死ねと？人の体温まで預かれと？ずっとルフィに触れてろと？』
ル「す、すみませんでした…？」
ルフィは何でここまで怒られてるのか分からず謝る
ビ「お、落ち着いてAさん」
『…はぁ…僕後ろで歩いてる』
チラッとビビを見て最後尾に移動する
Aはこの時の事をあまり覚えていないが、怖い顔で後ろを歩いていた為、少しだけ皆の進むスピードが早くなったそうだ
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森田菜々子 - お願いあるんだけど良いですかな?ワンピースキャラ×ゲゲゲの鬼太郎のトイレの花子さんの恋愛短編集を作ってよろしいですか?花子が麦わら一味を設定で。ゲゲゲの鬼太郎のトイレの花子さんが知らないなら検索してね。 (2018年10月14日 10時) (
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作者名：げん | 作成日時：2018年9月29日 16時
