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出て行く準備をして、皆の気配を探る
皆は既に城の外へと集まっていた
おっと、急がないとな…
恐らくチョッパーの物だと思われる青いリュックを肩にかけ、部屋の窓から飛び降りる
着地の衝撃を吸い取り軽やかに地面へ降りた
うん、感覚も戻ってきた
体力が回復している為、能力による自身へのダメージが全く無くなっている
こんなに早く治るのはくれはさんのお陰だな
歩いて皆の元へ行くと、チョッパーがルフィたちに向かって話していた
チ「…だって俺はトナカイだ！…角だって蹄だってあるし！……青っ鼻だし…そりゃ、海賊にはなりたいけどさ。俺は人間の仲間でも無いんだぞ！化け物だし！！俺なんかお前らの仲間になれねぇよ！…だから、お礼を言いに来たんだ」
彼の気持ちがとても分かる
分かりすぎて胸が痛くなる
どちらの仲間にもなれない気持ちが
皆の後ろ側にいるAは、チョッパーと眼が合った
ニコッと笑えば苦い顔をされる
チ「誘ってくれてありがとう…俺はここに残るけど、気が向いたらまたここへ…」
ル「うるせぇ！！！いこう！！！」
チ「……ッ！」
ルフィは話を遮り声を張り上げた
チ「……お゛お！！」
チョッパーも涙を流し、それに応えた
彼の心の傷はこの人達といればあっという間に完治するはずだ
雪の降る満月の夜、新しい仲間が増えた
チョッパーはくれはに挨拶をしてくると城へ戻って行った
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森田菜々子 - お願いあるんだけど良いですかな?ワンピースキャラ×ゲゲゲの鬼太郎のトイレの花子さんの恋愛短編集を作ってよろしいですか?花子が麦わら一味を設定で。ゲゲゲの鬼太郎のトイレの花子さんが知らないなら検索してね。 (2018年10月14日 10時) (
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作者名：げん | 作成日時：2018年9月29日 16時
