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翌日、白石以外の4人で崩れたホテルへと向かった
昨日の先生は入れ墨の囚人不敗の牛山だと杉元に言われた時は驚いた
入れ墨囚人の2人が瓦礫に埋もれていないか探し回るが見つからない
キロランケが野次馬に聞いて死傷者はいなかったと言う
「2人とも無事に避難出来たかもしれないな」
アシリパは昨夜拾ったハンペンを大事そうに眺める
「そのハンペン捨てなさいよ？」
『何を言う杉元、先生かもしれんのやぞ』
「そんなわけないじゃん！ハンペンだってば」
ハハっと笑いアシリパにハンカチを渡せば大事にハンペンを包んでいた
「白石の野郎買ったばかりの爆薬を吹き飛ばしやがって…今頃あの鉄砲屋は目をつけられてるかもしれない」
「あいつ何処に行った？」
「ススキノだろあのエ ロ坊主…」
『あぁ、昨日刺激したけんかな』
「え？」
「だがそのススキノで俺は囚人の情報を掴んできたぜッ」
杉元が聞き返した時、瓦礫の隙間から白石が顔を出した
「網走の計画だって上手く行く保証は無いんだからよぅ。道すがら囚人の情報が手に入ればそこへ向かうべきだと思うんだよな」
「で？囚人は何処にいる」
「日高だ」
一行は白石が手に入れたと言う情報を元に入れ墨の囚人を目指し、日高へ向かう事になったのだった
日高へ向かいつつ、新たに爆薬を買う為のお金を調達する
札幌から約60キロ進んだ勇払にある村に暫く滞在することとなった
この村にはアシリパのフチの6人兄弟の1人で1番末の兄弟がいる
アシリパと杉元が猟で毛皮を取りに行っている間にAは近くの街にまで降りてきていた
薬草を売ったり、簡単な治療を行なったりと自分が出来る事で少しずつ金を稼ぐ
『へぇ、近くに競馬場があるんか』
客から聞いた話では苫小牧には工場が集まっており漁業も盛んな為成金たちが娯楽を求め金をかけるらしい
『白石行くやろな…。賭け金にされたら溜まったもんやなか。この金は黙っとこ』
儲けた金を懐にしまい、村への帰路を辿った
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げん(プロフ) - おパブロで。さん» ウホッ！嬉しすぎます！ありがとうございます！お陰で妄想が捗りますッ更新頑張ります！ (2022年10月24日 0時) (
レス) id: 07dac0a979 (このIDを非表示/違反報告)
おパブロで。 - ウホ？ウホホッ？（発作）これまた良小説が…、設定から何から大好きすぎるのだよ…更新楽しみ過ぎて吐きそう…ッ (2022年10月13日 20時) (レス) @page9 id: e2ea27c298 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2022年10月8日 0時
