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タイヨウの海賊団のクルー達は船に乗り込んで行く
ア「じゃあな、クソガキ」
『お気を付けてアーロンさん』
アーロンにガシッと頭を叩かれながらも笑顔で返事をする
アラ「体に気を付けるんだぞ」
『アラディンさんも、お気を付けて』
アラディンはポンっと頭を撫でて船へ乗り込む
ジ「…何かあったらホーディ達を頼るんじゃぞ」
『はい』
ジンベエはしゃがんでAの肩に手を置く
ジ「しっかり稽古するんじゃ。帰ってきたらみてやるからな」
『はい。パパの様に強くなります！』
ジ「良い子じゃ」
頭をガシガシと撫でればAは喜んだ
『パパ、お気を付けて』
ジ「あぁ、行ってくる」
ジンベエは立ち上がり船へ向かう
そして最後に残ったのはタイガー
タ「俺達が帰ってくるまでに沢山学ぶと良い。お前にはセレーネから受け継いだ綺麗な心がある。海を深く知ればまた世界は広がる筈だ」
『はい。ママが居たこの海をもっと理解します』
タ「帰ってきたら、Aが感じた事を俺に教えてくれよ」
『はい！』
タ「じゃぁ、またな」
『タイガーさん、お気を付けて』
タイガーが横を通り過ぎた
その時、全身にビリッと電気が走った感覚がした
Aはタイガーの背中に飛びついた
タ「うぉッ、どうしたんだッ？」
Aは突然感じた不安にオロオロする
タ「…大丈夫か？」
そう尋ねタイガーは腰を屈める
『…タイガーさん…』
タ「どうした？」
答えようのない不安はタイガーの優しい声で消えていく
『…ママとAを自由にしてくれてありがとうございます』
タ「！」
『Aは本当に感謝しています』
タ「そうか…そうか…」
泣きそうになるタイガーの大きな手を握る
『沢山学んで帰りをお待ちしてます』
タイガーの手を額に当て、祈りを込める
『お気を付けて…』
タ「ありがとうな」
タイガーはAを一度抱きしめ、船へと向かった
その後ろ姿にやはり不安を感じたが、気のせいだと頭を振りホーディ達の元へ戻った
タイヨウの海賊団は其々の野望を胸に小さな人魚との生活に一度区切りをつけ、地上に旅立っていったのだった
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ナナコ - 更新ありがとうございます！！！ (2022年11月4日 23時) (
レス) @page33 id: 9e2c3376df (このIDを非表示/違反報告)
源(プロフ) - たろ。さん» ありがとうございます！自分でも書きながら泣いてました(( 更新頑張ります！ (2022年7月5日 23時) (レス) id: b79991d6ff (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - ボロ泣きした、、、しあわせになって、、、更新待ってます (2022年7月2日 0時) (レス) @page11 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
源(プロフ) - mithukoaaa0306さん» 読んで頂き有り難う御座います！本当申し訳ないです(涙)タイトルを検索に設定し、溜息part 10と検索して頂ければ出てくる筈なのでお手数ですが試してみて下さい！ (2022年4月19日 21時) (レス) id: 1c05f583b2 (このIDを非表示/違反報告)
mithukoaaa0306(プロフ) - part10どうやって検索するんだろう……めちゃくちゃ続き読みたいのに見れない😭 (2022年4月19日 15時) (レス) @page1 id: 6f07583e5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2021年9月15日 0時
