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25年前 タイガーが23歳の頃に起きた事件
天竜人の命で��漁��を行うと大量の人間達が魚人島にやって来た
王族や兵士達は民を守る為に躍り出るが力及ばず、次々と捕らえられていく人魚や魚人達
魚人街で暮らす人達も例外ではない
魚人島が絶望に包まれた時、海神は現れた
大きく美しい体に光り輝く白鱗
透き通る白肌に全てを見通す赤い瞳
人間達は見た事のない生き物に目を奪われた
二股となり美しい服を着た彼女は長い髪を揺らす
タ「セレーナ！！ダメだ！」
タイガーはいち早く声を上げた
この島に彼女を知らない者はいない
どんな者にも好かれる優しいセレーナ
島民達もセレーナに逃げる様に声を上げる
だが彼女は気にもせず、この漁を取り仕切る人間に近づいた
「…っ…」
セ「初めまして。私はセレーナ・ヤクシニーです」
赤い眼で射抜かれた人間は心臓を掴まれた様な錯覚を起こした
セ「申し訳ありませんが。私の愛する者達を解放して頂けませんか？」
「…な、何を、言っている！」
セ「この島の人達に酷い事をしてはいけません」
「さ、魚の分際で！口を開くな！！」
セ「…そうですか。残念です」
セレーナは捕まった島民達へ腕を軽く振る
パラパラ
「「！！」」
縛っていた縄が解けた
セ「さぁ、離れて」
捕まっていた島民達は急ぎ人間から離れ、セレーナの背後へと隠れた
何が起きたか分からない人間達は驚き喚く
タ「セレーナ！」
セ「タイガー、怪我は無い？」
タ「危ないから、君も何処かへ隠れてくれ！」
セ「ありがと。さぁ、早く子供達を安全な所へ」
ジンベエ達、魚人街の子供達を大きなシャボンに乗せタイガーに預ける
タ「セレーナも早く！」
セレーナはニコリと笑って首を振る
セ「タイガー。私に愛する者たちを守らせて」
パンパンッ
人間たちが銃を辺りに撃ち始めた
セレーナは軽く腕を振り、白鱗を飛ばす
次々に銃口に刺さるそれを見て人間達は触れてはいけないものだと理解した
美しさは恐怖に変わり、反撃すら出来なくなった
人間達は徐々に後退り、終いには港の船へと逃げ戻った
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ナナコ - 更新ありがとうございます！！！ (2022年11月4日 23時) (
レス) @page33 id: 9e2c3376df (このIDを非表示/違反報告)
源(プロフ) - たろ。さん» ありがとうございます！自分でも書きながら泣いてました(( 更新頑張ります！ (2022年7月5日 23時) (レス) id: b79991d6ff (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - ボロ泣きした、、、しあわせになって、、、更新待ってます (2022年7月2日 0時) (レス) @page11 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
源(プロフ) - mithukoaaa0306さん» 読んで頂き有り難う御座います！本当申し訳ないです(涙)タイトルを検索に設定し、溜息part 10と検索して頂ければ出てくる筈なのでお手数ですが試してみて下さい！ (2022年4月19日 21時) (レス) id: 1c05f583b2 (このIDを非表示/違反報告)
mithukoaaa0306(プロフ) - part10どうやって検索するんだろう……めちゃくちゃ続き読みたいのに見れない😭 (2022年4月19日 15時) (レス) @page1 id: 6f07583e5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2021年9月15日 0時
