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とある海の中……
クジラを模した大きな海賊船が息を潜めていた
その船の周りにも、数隻の海賊船がある
その大きな船、モビー・ディック号の船長こと白ひげは大事な息子を取り返すべく準備を進めていた
マ「親父、航路は順調だよい」
白「そうか。…お前らも少しは休め」
イ「何言ってるんだ親父。誰も疲れるような事していない」
ハ「そうだよ。俺ら元気だよ」
マルコやイゾウ、ハルタなどの隊長達が白ひげへ笑顔を送る
白「…息子たちよ。親父に嘘つくのか？気ィ張りすぎも良くない。休め」
マ「…ハハッ、やっぱ親父には敵わねェよい」
隠していた筈の張り詰めた空気が一気に解れた
だが、和んだ空気も束の間
……ゴゴゴォォ……
マ「この音は何だよい！」
ハ「おい！確認して来い！」
ハルタの指示で部下たちが動き出す
「た、隊長！親父！凄いスピードで何かがこっちに飛んでくる！」
白「…何か…？」
ハ「ぶつかるのか？」
「このまま行けばぶつかりそうです…！」
マ「あれか！」
白い何かが肉眼で見える程に近づいていた
ジョズやビスタ、イゾウはよく見える場所に移動する
ジョ「……人…？」
ビ「いや、あれは……」
イ「人魚じゃねぇか…！」
ボコォッ…！！
飛んでくるモノの正体が分かった瞬間、それは急に角度を変え海底へ落ちた
警戒態勢に入った隊長達
船から暗い海底にライトを当てれば不思議な物が目に入る
ラ「何だ？あの肉球の跡は…」
ラクヨウが抱いた疑問に誰もが首を傾げた
ビ「あの人魚、動かないぞ」
マ「親父、どうするよい」
マルコがそう言えば、白ひげは立ち上がった
暗い海底にライトで照らされた肉球跡
その真ん中で動かない人魚を見た
白「……！」
マ「…どうしたんだよい」
白「早く助け出せ。あれは俺の��娘��だ」
マ「……！！」
「「「……？？」」」
��娘��と言う言葉にマルコはもう一度、下を見る
マ「…おいおい、マジかよい…、ナミュール！！頼む！」
ナ「おうよ！！」
8番隊隊長の魚人のナミュールは、待ってましたと言わんばかりに船を飛び出して行った
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サヤ - ルフィｷﾀｱｱｱｱ！！待ってました！！ありがとうございます！ (2019年10月16日 13時) (
レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - えええ！Σ(Дﾟ;/)/夢主ちゃんどうなっちゃったの！？これは大変なことになりましたね！これからも楽しみにしてます！ (2019年10月12日 15時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - ワンピースの小説でこんなに面白いのは見たことないです！めっちゃ好きです！！更新待ってます！！ (2019年8月25日 21時) (レス) id: 3e32dfd06e (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 続き来たああああ！！これからも応援してます！！ (2019年8月20日 22時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2019年8月15日 15時
