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その事実のみで、拡声器の声が切れることは無かった
セ〔これは、今まで上層部のみで隠されていた情報だ。必ず捕まえると言う条件の元、特例にてこの情報を公開する〕
誰もが息を飲み、続きを待つ
セ〔ソレは大罪人だ。重過ぎる罪により公開は控えられていたがっ……。よく聞いておけ！！〕
Aは思い切り顔を歪めた
センゴクは真っ直ぐにAを指差した
セ〔…ソレの中には��天竜人の血��が流れている！！！世界貴族の血を��盗んだ罪人��として何としてでも捕縛しろ！！〕
海軍にも海賊にも、放送を聞いている一般人にも全ての人に衝撃が走った
セ〔その女は生け捕りだ！殺すならば、天竜人の血を１つ絶やした罪人になる覚悟をしておけ！！〕
戦場に混乱が渦巻いた
ジ「大丈夫じゃ。ワシがおる」
ジンベエは人間達の視線から隠すようにAを抱き締める
『……パパ、ありがとう』
ジ「…？？」
Aは一度抱き締め返し、そっとジンベエから離れる
ザッ
能力を使い、海兵達が集まる場所に降り立つ
目にも留まらぬ速さで1人の海兵から短剣を奪った
「「「！！？」」」
Aを囲む海兵達は一気に距離を取る
グサっ
短剣で思い切り自身の腕を引き裂いた
エ「…ッッ！！？」
ジ「Aっ！」
ボタボタ…
腕から剣を引き抜く
『…そんなに…この血が大事か？……お前らが言うのは、この世で最も汚れた血だ』
血の滴るそれをセンゴクへ真っ直ぐと向けた
『……っ……それでも僕が生きているのは……、誇り高い一族の血が同じ様に流れているからだ！！』
剣先や腕から更に血がボタボタと地面へ落ちる
『…ヤクシニーの、母さんの血は！誰にも渡さないっ…』
Aの顔から苦痛の表情が無くなった
『��僕��は僕のものだ』
血が滴る傷を白鱗がじわじわと覆い始める
『殺さない限り、僕は奪えない』
ニコッと笑うAに海兵達は無意識に後退った
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サヤ - ルフィｷﾀｱｱｱｱ！！待ってました！！ありがとうございます！ (2019年10月16日 13時) (
レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - えええ！Σ(Дﾟ;/)/夢主ちゃんどうなっちゃったの！？これは大変なことになりましたね！これからも楽しみにしてます！ (2019年10月12日 15時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - ワンピースの小説でこんなに面白いのは見たことないです！めっちゃ好きです！！更新待ってます！！ (2019年8月25日 21時) (レス) id: 3e32dfd06e (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 続き来たああああ！！これからも応援してます！！ (2019年8月20日 22時) (レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2019年8月15日 15時
