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ケイミーの気配を頼りに１番GRに辿り着いたが、既にヒューマンショップへと引き渡されていた
『クソっ……ごめんケイミー。直ぐに助けるから…』
Aは震える体を抑え、1人で店の中へ入る
店内は始まったばかりのオークションで盛り上がっていた
『……っっ……』
辺りを確認していると、真ん中に座る天竜人を見つけた
次々に売られていく奴 隷達とそれを楽しむ人間達
心の底から湧き出る嫌悪感に吐き気を催し堪らず1度外に出た
気持ち悪い……
店の裏口から、ギャーギャーと騒ぐ知った声が聞こえてきた
様子を見に行くと、ハチやパッパグ、ナミ、チョッパー、サンジ、フランキーが揃っていた
ナ「手が出せないんなら！ここのルールでケイミーを取り戻してやるわ！！」
スリラーバークでのお宝を使えば2億はあるとナミは言ってくれたのだ
ナミの言葉に少し安心したAは皆に声を掛ける
『なら、早く行こう。騒ぐだけ無駄だ』
ハ「ニュ！！A〜！本当にすまねぇ〜！！」
パ「俺のせいだよ！こんな事になっちまったのは！」
チ「A〜ごめんな゛ぁ〜！！」
泣いて謝る3人をAに顔を向ける
フードをかぶった彼女の表情は見えないがとても冷たい雰囲気を放っていた
『…今、1番恐いのはケイミーだ。謝罪は彼女に言え』
それだけを言って先に店の中へ戻って行く
集まった麦わらの一味達は客席の後ろに立ち、海賊や人間達の奴 隷が紹介されるのを見ていた
その途中、入口が開いた
新たに1人の天竜人がやって来たのだ
乗ってきた人間の奴 隷を蹴り倒し、会場の真ん中へと他の天竜人と共に座る
全員に妙な緊張が走った
きゃーーー！
突然、会場にいる女性が悲鳴をあげた
天竜人から目を逸らしステージに目を戻す
売りに出されていた海賊が口から血を流し倒れてしまったのだ
ナ「今…どうしたの……？」
サ「舌を噛んだ……」
「「！？」」
『人間に飼われるぐらいなら死んだ方がマシさ…』
麦わらの一味は狂気に満ちたこの場所を漸く理解し始めた
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サヤ - 更新ありがとうございます！次はいよいよあそこですね！！これからも楽しみにしてます！ (2019年8月2日 9時) (
レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。アマゾンリリー編（頂上戦争編集）、魚人島編集が楽しみです。お願いします。続き楽しみに待ってます。 (2019年5月19日 4時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
華洛 - いつ見てもこのシーンは超感動です。続編おめでとうございます！ (2019年5月18日 21時) (レス) id: 145cad14b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2019年5月16日 17時
