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2人について泳いで行けば、海面に船底が見えた
……今は夕暮れか…
太陽の光が届かない海底では地上の時間が分からなかった
チャプっ
久々の太陽の光に目を細めているとケイミー達はとっくに海面から顔を出していた
船の裏側から顔を出し、そっと乗り込む
小さな甲板ではケイミーとパッパグがハチに自分の事を一生懸命に話していた
背負っていた荷物を置き、ズボンを履いて伸びをする
んんー！この姿久々だなぁ
ケ「あれ？Aちーん！どこ行ったのー！？」
パ「Aーー！出てこい！」
ハ「ん？A……？」
甲板の方から呼ぶ声が聞こえ、久々の足を眺めるのを辞めた
そして甲板へ歩いて向かうと、ハチとパッパグは驚き固まる
ハチは久々のAに、パッパグは人魚だった筈のAに足がある事に驚いていた
『やぁ、ハチ。久し振りだね』
ニコっと笑い片手をあげるA
ケ「ん？はっちんお知り合い？」
パ「ケイミー！バカ！よく見ろ！あいつはAだ！何でか知らねぇけど足がある！」
ケ「……ぇええ〜〜〜！！！？」
ケイミーはまた可愛い顔が台無しになる程に驚いた
『ははは、ごめんね。僕、半人魚人なんだ』
驚き過ぎのケイミーを見て笑っているとハチに抱き込まれた
『ハチ！？ど、どうしたの？』
ハ「ニュ〜！無事で良かったぁー！俺はお前が海賊に捕まったんじゃねぇかと心配してたんだ！」
『……！…そうなの？…僕は大丈夫だよ。ありがとうハチ』
幼い頃からハチは僕の事をよくお世話してくれた
優しい彼とは普通に友として、家族として仲が良いのだ
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サヤ - 更新ありがとうございます！次はいよいよあそこですね！！これからも楽しみにしてます！ (2019年8月2日 9時) (
レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。アマゾンリリー編（頂上戦争編集）、魚人島編集が楽しみです。お願いします。続き楽しみに待ってます。 (2019年5月19日 4時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
華洛 - いつ見てもこのシーンは超感動です。続編おめでとうございます！ (2019年5月18日 21時) (レス) id: 145cad14b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2019年5月16日 17時
