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真後ろの軍艦から３つの砲弾が飛んできた
ウ「やべぇ！これは直撃だ！」
その声がした瞬間、動いたのは2人
ゾロとサンジは倒れて動けないルフィの腕と足を持った
ル「！！？」
ルフィを引き延ばし銃弾をはじき返したのだ
ウ「鬼か！！」
ウソップのその言葉に苦しそうなルフィとゾロとサンジはVサインを返した
フ「横からも来るぞ！」
フランキーの声に皆が振り返ると、既にAが船縁に立っていた
『メリーに当たったら危ねぇだろ』
大きな砲弾に向かって手を伸ばす彼女
フ「お、おい！お前が危…ねぇ…だろ？？」
ウ「…？？」
サ「砲弾は…？」
ル「どこいったんだ！？」
目の前に迫ったはずの砲弾はどこにも見当たらなかった
Aは嫌そうな顔をして振り返る
『止めようと思ったら…中に入っちゃった……』
「「「ええぇー！」」」
フ「お前！そりゃ、すげぇけど危ねぇだろ！」
『吹き飛ぶかも…？』
チ「えぇ！？A吹き飛ぶのか！？」
ロ「早くお返しした方が良いんじゃない？」
『でも、返す力がないし…他に衝撃吸ったら、それこそ中で爆発して、僕…吹き飛んじゃう？』
「「……ッ…」」
身体の中に砲弾をしまってしまったAにびびっている時、ナミが声を上げた
ナ「見えたわ！勝者の道！！」
皆の顔が輝いた
倒れていたチョッパーも力を出し、舵を切る
渦の流れに乗りグングンと軍艦の間を通り抜ける
ス〈畜生！あんなちっぽけな海賊団から…！たった1人の女を…！何故奪えねぇ！！〉
微かに聞こえたスパンダムの声
ロビンは彼の体に手を生やした
ロ「クラッチ！！」
その後、彼の声は全く聞こえなくなった
ナミがフランキーに��クー・ド・ヴァン��をお願いしているのが見え、Aもフランキーに着いていく
『フランキー！僕の砲弾も使ってよ』
フ「そうだな！うまく落とせよ？」
深い呼吸を１つして、合わせた両手を広げていけばさっきの砲弾が現れた
爆発してしまわないように静かに船縁へ移動する
『良いよフランキー』
フ「おう！行くぞ！��風・来・砲��ッ！！」
フランキーの腕から放たれた空気砲に合わせ海へ思い切り砲弾を落とした
ボコォォオ！！
大きな水しぶきが上がり、メリー号は飛び上がった
軍艦の間を飛んで抜けて行く
水しぶきに加え、ウソップの放った煙星により軍艦はあっという間にメリー号を完全に見失ったのだった
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サヤ - 更新ありがとうございます！次はいよいよあそこですね！！これからも楽しみにしてます！ (2019年8月2日 9時) (
レス) id: 03a4457c27 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 読みました。アマゾンリリー編（頂上戦争編集）、魚人島編集が楽しみです。お願いします。続き楽しみに待ってます。 (2019年5月19日 4時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
華洛 - いつ見てもこのシーンは超感動です。続編おめでとうございます！ (2019年5月18日 21時) (レス) id: 145cad14b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2019年5月16日 17時
