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翌日、体の異常も無く動留親子は退院した
その足でナイトアイの事務所へ向かう
大きなビルの応接室へ通された
ス「お待たせした。これがウチのハルトです」
『初めまして。ハルトと言います』
ナ「初めましてナイトアイです」
淡々とした3人で机を囲み、昨日の出来事を話した
ナ「エリと言う少女に出会い、若頭にまで遭遇するとは…」
ス「無事で良かった……」
ナ「良く刺激せず帰したな。賢明な判断だ」
『………エリちゃんが、言ったんです。自分の顔を見た時、��ママ��って……』
スローとナイトアイは顔を見合わせた
『自分に似た女性を…リターンを知っていると…それに、ママはいつも元気だって』
ス「〜〜っ、そうか、そうかぁ」
ナ「無事なのですね」
泣きそうになり顔を抑えるスローの隣でナイトアイも少し息を吐いた
『エリちゃんには、自分のパーカーを着せて帰しました』
ナ「だが、そらは捨てられるだろう」
ス「…あぁ、匂いだな」
ナ「匂い？」
『リターンというか……ウチの母さん、鼻が良くて。少しでもシャンプーとか…石鹸を変えただけでも気付くとです』
ス「エリちゃんから微かでもウチの匂いがすれば、リターンも少しは安心するやろうな」
動留親子の空気が少しほわほわし始めた
ナ「貴方方家族の事は分かりませんが、リターンが少女と共に行動し守ってくれていると判断して構いませんね？」
「『はい』」
2人は顔を引き締め返事をする
『それと……』
そこから、薬の話や実験台にされた事を全て報告した
ナ「この件については少し時間を貰います」
ス「分かった」
ナ「…お辛いでしょうが、辛抱です。必ず救い出す方法を見つけましょう」
この日は解散し、スローに送ってもらいAは学校へと戻ってきた
ス「大丈夫か？」
『うん。全く大丈夫』
ス「…今色々とナイトアイに調べてもらってる。結果が出れば、直ぐにヒーロー達が集められる事になる」
『うん』
真面目に話を聞いているAをスローは抱きしめた
『……？』
ス「…ごめんな。お前をまた危ない目に合わせた」
震えているスローの背中に手を回す
『…まだ終わっとらん。スローの隣にリターンが居らんのはいかん』
ス「……っ」
『…終わったら、家族3人揃って母さんのご飯食べたか』
ス「…そうやなっ…」
泣きそうになっていたスローを鼓舞し、他の生徒たちが登校する頃に2人は別れた
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麻里 - どう、進展していくのかとても楽しみです。(語彙力なくて御免なさい。)更新、頑張って下さい。 (2019年8月9日 21時) (
レス) id: c144890f71 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 面白いです。上鳴君との絡みをもっと見たいです！更新頑張ってください！ (2019年5月28日 20時) (レス) id: dc71ed74e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：源 | 作成日時：2019年5月12日 22時
