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バタバタバタっ
「大丈夫ですか！！？」
漸く辿り着いた警察や救護班、他のヒーロー達
「スローさん！その子は…？！」
側にやって来た1人が息遣いが荒いAに手を伸ばした
ス「触るな！！」
「「「「！！？」」」」
ス「個性が暴走しとる！触るか視界に入るかすれば、己の全てが止まるぞ。それに俺の個性は今上手く発動出来ん。…全員離れとけ」
「だ、だけどスローさん1人じゃっ」
スローに押さえ付けられているAはバタバタと苦しもがいていた
そんな彼女を見て地元のヒーローが一歩前に出た
ス「娘に人を殺させる気かっ！！」
「「「…っ…！！」」」
ス「……すまん。兎に角、落ち着くまで俺が抑えるけん。頼む、離れてくれ」
汗だくになりながらスローは強い眼差しで周りから人を追い払った
『……っっぐっ…ハァハァ……ーーー』
ス「A…？」
薬の効果が切れたのかAは意識を失った
警察やヒーロー達にこの場を任せ、スローは急いで病院へと向かった
Aは直ぐに検査へと運ばれた
ス「…ハァー…」
「スロー！」
スローが1人廊下の椅子でこうべを垂れていると声をかけられた
ス「あぁ、ナイトアイ………すまない。しくじってしまった」
ナ「こちらこそ直ぐに向かえず申し訳ない。計画は問題無いはずです。それより娘さんは…？」
ス「今は寝てる。大丈夫だ」
スローはポケットからいくつかの針が付いた銃弾の様なものを取り出す
ナ「これは…」
ス「これが俺らに打ち込まれた。俺は一時的に個性が発動しなかった。娘には強化剤を撃ったと奴らは言っていた」
ナ「体に異常は？」
ス「俺は無い。娘は個性が暴走し苦しんでいた」
ナ「苦しむ…？市場に出回ってるモノとは違うのかも知れないな」
ナイトアイの手にそれを収める
ス「これだけは回収出来た。調べてくれ」
ナ「あぁ、分かりました、スローも休んで下さい。調べ終われば直ぐにヒーローたちを召集しますので」
ス「あぁ、勿論だ」
謎の銃弾をナイトアイへ託し、スローは自身の病室へと戻った
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麻里 - どう、進展していくのかとても楽しみです。(語彙力なくて御免なさい。)更新、頑張って下さい。 (2019年8月9日 21時) (
レス) id: c144890f71 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 面白いです。上鳴君との絡みをもっと見たいです！更新頑張ってください！ (2019年5月28日 20時) (レス) id: dc71ed74e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：源 | 作成日時：2019年5月12日 22時
