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「おい！実験は終わってねぇぞ！」
上から聞こえてきた声に顔を上げた
『スロー！危なか！』
ス「…ッ！ハルト！！」
Bang ！！ Bang！
Bang！ Bang！！
多方向から飛んできた４つの銃弾
１つはAが、１つはスローが��見た��
１つはAを庇ったスローの腕に
１つはスローの前に飛び出したAは脚に
『「…ッ…」』
2人は地面に崩れ落ちた
『ハァ…ハァ…』
ス「ハルト！大丈夫か？」
銃弾を放ってから敵は襲って来なくなった
痛みの無い銃弾と静かになった敵
ス「……？」
スローはそれらを不思議に思っていると隣から荒い息遣いが聞こえてきた
『…ハァハァ…何か、苦しい…熱いッ…！』
ス「ハルト！？」
目を抑え蹲るAにスローは焦った
ス「お前ら何をしたッ！？」
「ハッハッハ！何って？強化剤だよ！若頭がそのガキに打てってよ！」
「若の気にくわねぇ奴がそのガキ気に入ってんだってよ。だから、嫌がらせだ」
ペストマスク集団は次々に暗闇へ姿を消して行く
スローが逃げていく奴らに個性を使うが、発動する事は無かった
ス「くそっ！！使えないッ！」
「「じゃーなー」」
ス「待てこの野郎！」
既に個性を掛けた奴ら以外は完全に消えてしまった
『ハァ…ハァ…ハァ…目が、あ、つい』
ス「ハルト…A！」
『…と、父さん』
スローはAを支える
ス「目開けれるか？痛むのか？」
『い、痛い、手も、痛いッ！』
ス「…っ…」
『……ゥウ゛！』
両目を抑えていたAは突然、目を開いた
ス「…！？」
ギラギラと光輝く赤い瞳にスローは驚いた
真っ赤に光る瞳の先には動きの遅い敵達
「……ッグ」
「…カハッ」
「ゥ、ゥウ」
苦しみ出した敵達にスローは焦った
いかんいかん！��全部��止まってしまう！
ス「目を閉じろぉ！A！！！」
『ァ、ァア゛！』
だが、Aの眼球はぐるぐると回り正常では無かった
スローは上着を脱ぎ、上からかぶせた
個性が暴走しとる！触れられるのもマズイ…、このまま抑え込むしかッ…
ス「すまん！すまんな！気張れ！A！」
熱い、苦しい、焼ける、痛い、と叫ぶAをスローは必死に抑え続けた
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麻里 - どう、進展していくのかとても楽しみです。(語彙力なくて御免なさい。)更新、頑張って下さい。 (2019年8月9日 21時) (
レス) id: c144890f71 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 面白いです。上鳴君との絡みをもっと見たいです！更新頑張ってください！ (2019年5月28日 20時) (レス) id: dc71ed74e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：源 | 作成日時：2019年5月12日 22時
