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通「あとは近接主体ばかりだよね」
切「何したのかさっぱり分かんねぇ！すり抜けるだけでも強ェのに…ワープとか！それってもう…無敵じゃないすか！」
通「よせやい！」
通形はそう言って変なポーズでこちらを見ていた
確かに強いけど……
『無敵なわけ無いやろ』
緑「うん、何かカラクリがあると思うよ！」
下手に目を付けられないように佐藤の後ろに隠れて通形から目を離さないAとブツブツ話し始める緑谷
2人の言葉に近接組は気合を入れた
だが、それは通形も同じだった
Aは通形の早すぎる動きに止める事が出来ず、緑谷を始めとし近接組も次々に腹パンをくらい倒れていく
最後に残ってしまったAは動かず目を開いていた
通形は素早い動きで視界に留まる事はない
通「君が最後だよね！」
真横の地面から宙に飛び出した通形
瞬時に振り返ったAの目は既に光っていた
『…っつ……』
軽くお腹に入った拳
Aはよろけて後ろに退がったが、目を閉じる事は無かった
通形は拳を突き出した体制で空中で止まったのだ
『あれ、触れるんかな…』
目を離しても動かないようにとAは服を着ていない通形に手を伸ばす
『あ、触れた…』
すり抜ける事なく触れる事が出来た通形から目を逸らし背を向ける
『先生、これはもうお終いで良かですか？』
痛むお腹を摩りながら相澤に尋ねる
相「あ、あぁ…早く動かしてやれ」
相澤と同じ様に天喰と波動も驚いていた
クルッと向き直り、通形にもう一度触れる
スタッ
通「すごいんだね！君！止められたのは初めてだね！」
地面に降りた通形が直ぐに握手を求めて来た
Aはその手を握る事なく、通形の顔だけを見ていた
『先輩。大事な所丸見えですよ』
赤くなる事も目を伏せる事もなく普通に話すAにその場に居た全員が唖然としたのだった
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麻里 - どう、進展していくのかとても楽しみです。(語彙力なくて御免なさい。)更新、頑張って下さい。 (2019年8月9日 21時) (
レス) id: c144890f71 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 面白いです。上鳴君との絡みをもっと見たいです！更新頑張ってください！ (2019年5月28日 20時) (レス) id: dc71ed74e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：源 | 作成日時：2019年5月12日 22時
