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試験を受けた生徒たちは制服に着替え、再びグランドへと集まっていた
採点方式が説明され、目前の大きなスクリーンに合格者の名前が映し出された
あ、あった………焦凍は…無いか……
自分の名前の上にある筈の名前が無かった
そしてもう1人
爆「ねえ！！」
聞こえた声に反応し横を見れば変な顔した爆豪がいた
切島は微妙な顔して横に並んでいる
どう声掛ければ良いのか分からないのだろう
上「原因明らかじゃん、暴言改めよ？言葉って大事よ」
爆「黙ってろ！殺すぞ！！」
殺されかける上鳴を目の端に置きながら、Aはデリケートな問題なので声を掛けるのは辞めといた
夜「轟！！」
少し暗い顔をしている轟の所へ夜嵐がやって来る
夜「ごめん！！」
少し睨みあったと思ったら、夜嵐は腰を低くし地に頭をぶつけた
夜「あんたが合格を逃したのは俺のせいだ！俺の心の狭さの！ごめん！！」
轟「…！……もともと俺がまいた種だし…よせよ。お前が直球でぶつけてきて気づけた事もあるから」
其々の思いが浮かび上がりながら、合格発表は終了した
合格者にはプリントが配られ、各自の点数が書かれていた
合格点は50点
減点方式で採点され細かい事まで記載されている
尾「俺61点ギリギリ」
瀬「俺84！見て！すごくね？地味に優秀なのよね俺って」
耳「待って！ヤオモモ94点！」
点数の見せ合いが始まる
Aも同じくプリントを見つめていた
緑「飯田くんどうだった？」
飯「80点だ。全体的に応用が利かないという感じだったな。緑谷くんは？」
緑「僕71点。行動自体より行動する前の挙動や足止まったりするところが減点されてる」
飯「そうか。…ん？動留くんはどうだったんだ？」
『え、自分？……んとね、こんな感じ』
自分で答えるのが面倒でプリントを渡した
緑「すごい！96点！？」
飯「いや納得だな！的確な指示で俺たちは助かったし」
『でもね、皆に協力求めんかった所で引かれてる。これは全員が出来とる事やろ？…また1人でやろうとした』
飯「そう暗くなるな。今から直していけば良いんじゃないか！」
緑「そうだよ。僕達も頼れる存在になれるように努力するから！一緒に頑張ろ」
Aは下げていた目線を上げ2人を見る
『ふふ…ありがと』
綺麗に笑ったAに2人は照れるのだった
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麻里 - どう、進展していくのかとても楽しみです。(語彙力なくて御免なさい。)更新、頑張って下さい。 (2019年8月9日 21時) (
レス) id: c144890f71 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - 面白いです。上鳴君との絡みをもっと見たいです！更新頑張ってください！ (2019年5月28日 20時) (レス) id: dc71ed74e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：源 | 作成日時：2019年5月12日 22時
