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階段も下の方は既に海に浸かっていた
走る脚から、泳ぐ鰭へ
白肌から、白鱗へ
黒から白へ、黒から赤へ
変わっていく姿を気にも止めず皆の元へ急いだ
途中の広場では海水が入り込んでいたが、空気のある上の方でルフィとルッチが戦っていた
急げ……！
広場から通路へ辿り着き、更にスピードを上げた
『……！！』
その時、何かが前からやって来た
「特急で行くよ！しっかり息止めときなぁ！んがががが！！」
向こうからやって来る人影も凄い速さで、Aはすれ違ってしまう
急いで人影の後を追いかけた
『ココロさん！！』
その人影は、人魚姿に戻ったココロだった
コ「ん！？おめぇは！コイツらの仲間だねぇ」
『半分持ちます！』
ココロの上着に包まれた仲間たち
チョッパー、ナミ、ゾロの3人を受け取り、自身の衣服で固定した
うわぁ、皆気絶してる…
コ「そいつらは任せたよ！んががが！急ぐよぉ！」
『はい！』
2人揃って地下通路を駆け抜け、海へ出た
『ココロさん！あの船です！』
海面を見上げ、船の底を指を指した
コ「あいよ！一気に飛び出すよぉ！んががが！」
2人の人魚は海面へと真っ直ぐに登っていく
コ「死ぬんじゃ〜……らいよ〜〜！！」
ザパァ！！
フ「ギャ〜〜ッ！！」
護送船を奪い取り、仲間の集合を待っていたロビンとフランキー
突然目の前に飛び出した人魚姿のココロに驚いたフランキーの叫び声が響く
『…皆、大丈夫かな…』
フ「うお！お前いつのまに！」
姿を見られないように反対側から船に上がったAは既に着替えも済ませていた
『ロビンただいま。ほら、皆連れて来たよ。気絶してるけど』
ロ「えぇ、ありがとう」
3人で水を吐かせ、皆は何とか一命を取り留めた
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じーちゃん - めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！(*´ω`*) (2019年4月23日 21時) (
レス) id: b2ad9b4c15 (このIDを非表示/違反報告)
剃られた豆 - いつも楽しみに待っています!!これからも応援してます! (2019年3月8日 0時) (レス) id: 2e3238b28f (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー牛乳 - この小説面白くて大好きです！これからも応援してます！！ (2019年2月24日 16時) (レス) id: a8a10a0263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2019年2月15日 21時
