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Aは右腕が使えない中、持ち前の速さで海兵に近付き左手で触れていく
海兵達は次々にフラついたり、しゃがみこんだり、倒れていく
「な、何だ…ハァ…急に疲れた」
「も、もう無理だ…動けない…」
それに比べ、Aはスピードを増し顔色も良くなっていく
『すいません、皆さんの体力貰いました。1日休んでれば元に戻ると思いますよ』
笑顔で話すAに海兵は喋る気力までも無くしてしまうのだった
「ーーー、ーーーー」
『……？？』
その時、不意に聞こえた何か
辺りを見回すが何もなく誰も聞こえてない様子だった
『気のせい…？』
ボカァーーン！！
何処からか飛んできた軍艦の砲撃
Aはロビンの隣に移動した
『これはやばい…』
ロ「……えぇ……」
次に飛んできた砲撃は司法の塔に当たった
『ウソップッ！？』
ロ「……っ！」
崩れた司法の塔は滝の底へと落ちていく
『ウソップ？ねぇ、ウソップ！？』
フランキーから電伝虫取り上げ、安否を確認する
〔〔生きてんじゃねぇか！！〕〕
少しして聞こえて来たのはサンジとゾロの声だった
サ〔Aちゃん！こっちは無事だ！今すぐそっちに向かう！！〕
『良かった……』
皆の安否が分かったところで、フランキーは橋の向こうにある護送船を奪うと提案した
A、フランキー、ロビンの３人は護送船を奪う為進んでいく
「うわあああ！」
その声に顔を上げれば、霧の向こうに軍艦の艦隊が現れた
見たことの無い光景に足が止まった
ロビンは膝をつき肩を抱き縮こまる
『ロビンッ…』
ロ「震えが、止まらない」
ガシっ
『ロビン大丈夫。僕たちが居るよ』
ロビンを強く抱きしめた
その時、ナミの気配を感じとった
『……！！』
立ち上がり通って来た地下通路の方を見る
フ「どうしたんだ嬢ちゃん！」
目を閉じ更に気配を探ると、ルフィ以外の皆とココロ達がこちらに向かっていた
直ぐに目を開け、ロビンをもう一度抱きしめる
『ロビンごめん！皆が危ない。直ぐに連れてくるから待ってて』
ロビンは乱れた呼吸を整え、頷いてくれた
『よし、良い子だ。フランキー！ロビンを頼む！！』
フ「おお！というか、何処行くんだ！？」
『皆を連れてくるから船用意して下さい！』
フ「おう！俺に任せとけ！！」
Aは常人で無いスピードで地下通路へと戻った
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じーちゃん - めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！(*´ω`*) (2019年4月23日 21時) (
レス) id: b2ad9b4c15 (このIDを非表示/違反報告)
剃られた豆 - いつも楽しみに待っています!!これからも応援してます! (2019年3月8日 0時) (レス) id: 2e3238b28f (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー牛乳 - この小説面白くて大好きです！これからも応援してます！！ (2019年2月24日 16時) (レス) id: a8a10a0263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2019年2月15日 21時
