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そげキングは笑ってばかりのAに苛ついた
そ「だいたいお前は何なんだ！何でここに居るんだよ！？何で黙ってついて行ったんだ！」
『何でって…ロビンに会うために…』
そ「…ロビンを助けるためにか？」
『ううん、僕はロビンを助けれない。それに、この車両から出たくない』
そ「お前まで勝手な事ばっか言いやがってッ！」
そげキングがAに掴みかかろうとしたが、ロビンがそれを阻止した
ロ「分かってないのは貴方達の方よ！」
ロビンはウソップを引きずり、２車両目に続く扉を開いた
そこにはCP9の4人とサンジとフランキーが居た
サ「ロビンちゃん！よかった無事なのかケガは！？何もされてねぇか！こいつらすぐぶちのめすからよ！今度こそ一緒に皆んとこ帰ろう！」
サンジの言葉を無視してロビンはそげキングを投げ飛ばす
サ「ロビンちゃん、何すんだ！？」
ロ「口で言っても分からないでしょ…？」
その言葉と同時に車両を繋ぐ扉は閉まった
Aは1人、座ったまま動かなかった
重たく冷たい鎖の所為なのか
ウソップに言われた言葉の所為なのか
動く気力が湧かない
表情を無くしたAは静かに外を見る
ここにいる理由か…そんなの僕が知りたいよ…
2車両目が騒がしくなりサンジとウソップ、ロビンの気配が離れて行くのが分かった
この時、一瞬だけ寂しさを覚えた
窓の外を眺めていると、引き戻されたロビンが1車両へと帰ってきた
笑顔を作り出迎える
『おかえり、ロビン』
ロ「えぇ」
フ「何がおかえりだよバカヤロー」
『あれ、フランキーさんも居たんですね』
フ「坊主は何で此処にいんだよ」
『さぁ、知りません』
フ「ハァ？」
フランキーはニコニコ笑うAを怪訝な顔で見つめた
フ「坊主、何で笑ってんだ？」
『話し相手が2人も居るのが有り難くて』
フ「……？？」
Aは悔しそうな顔をするロビンの手を取った
『ロビンは本当に優しいね』
ロ「貴女こそ…」
この時ロビンは気づいた
Aの手が震えていることに
フランキーは勿論、A本人でさえ気づいていない小さな震え
ロビンは長い指でそっと白く細い手を包み込んだ
彼女を襲う恐怖から少しでも逃れれるようにと
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じーちゃん - めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！(*´ω`*) (2019年4月23日 21時) (
レス) id: b2ad9b4c15 (このIDを非表示/違反報告)
剃られた豆 - いつも楽しみに待っています!!これからも応援してます! (2019年3月8日 0時) (レス) id: 2e3238b28f (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー牛乳 - この小説面白くて大好きです！これからも応援してます！！ (2019年2月24日 16時) (レス) id: a8a10a0263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2019年2月15日 21時
