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波風荒れ狂うウォーターセブンの街では、ナミとチョッパーそして船大工達が声を張り上げ麦わらの一味を探していた
その時、ナミとパウリーの元に海列車の汽笛の音が聞こえてきた
ナ「ねぇ今！汽笛聞こえなかった！？」
パ「変だな、まだ出航の時間じゃねぇだろう。…だが、一般の乗客はいねぇんだ。天候を見て早く出航することも考えられる！」
ナミとパウリーは駅へと急いだ
駅に着き、ナミは全速力で海列車を追いかける
ロビン行かないで…！
既に動き始めている海列車は煙を吐いた
ナ「ロビン！列車を降りて！！私達、誰とだって戦うから！！！待って！ロビーーーン！！！」
ナミの必死の思いは汽笛に掻き消された
パ「間に合わなかったか…気の毒に…」
パウリーは駅長の2人と話し、天候のせいで海列車は出発したのだと知らさせる
この場も早く逃げなければ危険だと言った
パ「おい、お前…出ちまった列車は止められねぇ…。言いにくいが、エニエス・ロビーって場所は……！」
パウリーはナミの肩が震える事に気付いた
パ「……っ…泣いてんのか…まぁ、その気持ちは…」
ナ「追うわよーーー！！許っっさない！！政府のバカ共！」
「「「怒ってたー！！！」」」
実は怒っていたナミに駅長たちとパウリーは驚いた
パ「何だてめぇ急に！」
ナ「船貸して！でっかくて強い船！」
パ「この海に船を出す気か！！てめぇ、アクア・ラグナの恐ろしさも知らねぇでバカ言ってんじゃねぇ！！」
ナ「越えてみせるわよ！」
パ「お前の考えてる高潮とは規模が違うんだ！！これから海は恐ろしく荒れる！もう海へは出られねぇ、死にに行くのと同じだ！！」
ナ「…ッ…だけど！ロビンだって私達の為に命を投げ出して…」
パ「！！、オイ！！」
ナ「きゃっ」
パ「危ねぇッ！！！」
ドパァァァン！！！！
突然、高波が襲い駅舎を飲み込んだ
パウリーはナミと駅長達を抱え込み階段を駆け上がった
ギリギリで波から逃れる事が出来た
たが駅の広場を見ると、ベンチや大きな時刻案内板が波に攫われ姿を無くしていた
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じーちゃん - めっちゃ面白いです！更新頑張って下さい！(*´ω`*) (2019年4月23日 21時) (
レス) id: b2ad9b4c15 (このIDを非表示/違反報告)
剃られた豆 - いつも楽しみに待っています!!これからも応援してます! (2019年3月8日 0時) (レス) id: 2e3238b28f (このIDを非表示/違反報告)
コーヒー牛乳 - この小説面白くて大好きです！これからも応援してます！！ (2019年2月24日 16時) (レス) id: a8a10a0263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：げん | 作成日時：2019年2月15日 21時
